
通院率はどれくらい?高齢者の通院率に迫る!
投稿日 2017/09/20
最終更新日 2017/09/16
またどの年代で通院率が上がってくるのかということも気になりませんか?
ここでは厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査の概況」から年代別の通院率について探ってみます。
またどのような病気やけがで通院しているのが多いのかということも合わせてまとめていきます。
「同じ病気で通院している人、多いんだ」という安心(?)にもつながるかもしれませんよ。
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年代別の通院率について
きっと20代が最も低く、80代が最も高くなると予想できるのではないでしょうか。
実際の調査結果によると最も低い通院率なのは10代、最も高い通院率なのは80歳以上になります。
また65歳以上の通院率は68.7%、75歳以上の場合では72.8%となっています。
男女別の通院率ですが、男性で最も低いのが20代の13.0%、女性では10代の13.8%になります。
意外と若い世代の通院率が高く感じますが、学校でのけがや歯科などへの通院も含まれているためです。
また最も高い通院率の年代は男女ともに80歳以上となっています。
ちなみに男性で72.9%、女性で73.1%となっており、ほとんどの人が何かしらの疾病にて通院していることが分かります。
通院している疾患は?
ではどのような疾患で通院しているのでしょうか。
男性で最も多い疾病は高血圧症です。
これは2010年時点の調査から変わりません。2016年になってから増加しているのは糖尿病になっています。
一方女性では男性と同じく高血圧症が最も多い疾病となります。
他に同じくらいの率で目の病気や歯の病気、腰痛症、脂質異常症があります。これは2010年時点とほとんど平行に推移しています。
高血圧も糖尿病も、脂質異常症も生活習慣病に含まれている疾病です。
そのため生活習慣を改善することで通院しなくても良い状態になり、通院率を下げることも可能と言えます。
これらの疾患の増加は横ばいのものもありますが、増加傾向であり、複数の疾病を抱えている方も増加しているのが現状です。
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まとめ
通院率が上がるということは社会保障費である医療費も増加していることになります。
少しでも医療費を削減するためにはやはり生活習慣の見直しから始めるべきです。
今の生活習慣が乱れている方に関しては少しずつ見直しをして、健康な生活をするようにしましょう。
また通院をしなくても良いように健康を維持するための生活を意識していくことを誰もがしていかなければならないと言えます。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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