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徘徊老人の行方不明を防ぐグッズ、爪シール!高齢者の尊厳は?

徘徊老人の行方不明を防ぐグッズ、爪シール!高齢者の尊厳は?についてのイラスト

最終更新日2017年01月06日15:57

徘徊老人行方不明になるのを防ぐためのグッズが注目されています。

このグッズは埼玉県入間市が全国に先駆けて導入したもので、徘徊老人の爪に直接QRコードが書かれたシールを貼りスマホなどで居場所を確認するものです。

しかし直接爪に張り付けるということでその高齢者の尊厳はどうなっているのか、と問題視する声も上がっているのが現状です。



埼玉県入間市が取り入れたグッズとは

徘徊老人の行方不明を防ぐグッズ、爪シール!高齢者の尊厳は?についてのイラスト
埼玉県入間市で全国に先駆けて徘徊する認知症の高齢者に対するグッズがあります。
このグッズは爪に直接貼り付けて使用するものです。

シールには入間市役所の電話番号とその高齢者に割り当てられた番号が登録されています。

もし徘徊している高齢者を発見した場合にはスマホなどでそのQRコードを読み取ることで上記の情報を得ることができます。
そして入間市役所に報告することで身元確認をすることが可能になります。

2015年度に認知症や認知症疑いによる徘徊で行方不明になった人の数は1万2208人と警察庁が発表しています。
またその数は年々増加しています。

そのため各自治体では様々な取り組みを行っています。

メリットやデメリットは?

認知症の高齢者を介護する家族はこの爪に貼って使用するQRコードについては好意的に受け止めているようです。
徘徊する時には目を離した一瞬でいなくなってしまうことが多く、所在を把握するまでに時間や手間がかかってしまいます。

そのため直接貼っておくことができるこのシールタイプのものだと安心できるという声が実用化前から上がっていたそうです。

しかし貼られる側の高齢者にとってはどう感じるのでしょうか。

拒否を示す高齢者もいるでしょう。
そして監視されているように感じることからその高齢者の人権について守られていないのではという声も上がっています。

開発段階でも同じような声が聞かれていたため、実用化を見送るという考えもあったそうです。
しかし介護をしている家族からは反対の意見があり、実用化されるようになりました。

入間市は抵抗がある場合には直接貼るのではなく、キーホルダータイプのものや衣服に直接貼るものを進めているそうです。



まとめ

徘徊し行方不明になってしまう認知症の高齢者の数は年々増加しています。
そして高齢化が進み、認知症の罹患率も上昇している現状ではこれからも増え続けていくことが予想されます。

そうした時に高齢者を保護するためにはこうしたグッズが必要でしょう。
またフラっと出ていくことが多いため、直接貼るものが効果的なのかもしれません。

しかし同時に高齢者の人権も考えていくことが大切になってくると考えます。



2017年1月6日 17:00



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