糖尿病治療完治することはとても困難とされています。
糖尿病の最終目標としては合併症を起こさずに健康な人と同じような生活を送り続けることになります。

糖尿病は血糖値が高くなり、血管を始め神経などの様々なところで合併症を引き起こしてしまう病気です。
血糖値の安定を始め、肥満などの改善を行い健康な体に近付け、合併症をなるべく起こさないようにすることが治療の目的となります。

糖尿病とは早期発見が難しい

糖尿病治療で目指すは完治!その時に必要なものってなに?についてのイラスト
糖尿病の初期は自覚症状が乏しく、進行してから気付くことが多いものです。
気付いた時には進行していて合併症を起こしていたということも少なくありません。

健康診断で指摘され、糖尿病と診断されるなど早期に治療を開始することで合併症を予防することができます。

糖尿病の怖さは自覚症状がないまま病状が進行していくことです。
これをサイレントキラーとも呼びます。

血糖が高い状態が続くため、血管をぼろぼろにしてしまうこと、神経にも影響を与えてしまうこともあります。

また糖尿病には三大合併症があり、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害の3つが挙げられています。

これらを合併してしまうと透析治療が必要になる、視力が低下し失明する、手足のしびれや壊死などを起こしてしまう恐ろしいものです。

糖尿病の治療の最終目標とは

糖尿病を治療することで完治するのかということは誰でも気になりますよね。
しかし治療をして完治するという病気ではなく、できるだけ合併症を起こさずに健康を保っていくことが目標になります。

血糖降下剤を内服する薬物治療なども行いますが、まずは生活習慣の見直しが大切なことになります。

薬物治療では血糖値の目標をその人に合わせて設定し、その設定値を維持できるようにしていきます。

高齢者の糖尿病患者の場合には認知機能の低下なども大きく関係してきます。
認知機能の低下がある場合には内服薬の管理も大切になってきます。

血糖降下剤の飲み忘れにより一度に2回分内服した場合には低血糖を起こしてしまいます。

そうしたことを予防しながら確実に内服できるようにしていくことが求められます。

まとめ

高齢者は加齢に伴い、腎機能の低下がある人もいます。
そうした場合には内服できる薬剤にも制限があります。

また勝手な判断で治療を中止するケースもあり、より注意して治療を行うことが大切になります。

これから高齢者がますます増え、糖尿病に罹患している高齢者も増えてきます。
そうした時に治療がしっかりと行え、合併症を起こすことなく元気に過ごすことができる期間が長くなるようにしたいものです。



2016年10月23日 9:00