ダブルケアトリプルケアはご存知ですか?
これらは育児をしながら介護をする、更には配偶者や他の人の世話が重なるなどのことを指しています。

日本は今、高齢化社会であり介護が必要な人も増えてきています。

トリプルケアとは

ダブルケアを超えるトリプルケア!どんどん増える負担…についてのイラスト
育児をしながら介護をするという状態をダブルケアとしています。

さらに

育児や介護の他、配偶者の病気・子供の病気などが加わるとトリプルケアになります。


なぜダブルケアやトリプルケアという問題が出てきたのでしょうか。

これには日本の社会変化が背景にあると言えます。

日本では晩婚化、出産の高齢化が進んでいます。

また同時に出生率も減少傾向であり、兄弟姉妹を持つ家庭が少なくなっています。

そのため育児をしている時に高齢になった親の介護をすること、また配偶者の病気なども同時に生じてしまい介護を分担することができずに1人に負担がかかってしまうことが考えられます。


また保育園不足などの問題も育児を支える環境も関係しているでしょう。
もし保育園など預けられる環境があればその時間だけでも負担が減ります。

しかし預けることができないため24時間の中で育児をしながら介護をする、更に配偶者などの対応をするという負担になってくると推測できます。

トリプルケアの対策は

ダブルケアやトリプルケアに関して未だ対策は進んでいないと考えられます。

特に子育て支援と介護に関して別々に考えている限りは適切な対応ができないような気がします。


現在は子育て支援と高齢者に対する支援や介護に対する支援で一体化させるという動きも出てきていますが、まだまだ不十分です。


また地域の中でのコミュニティ作りも大切になってきます。
経済発展途中だった頃は自分たちに何か用事があった時に隣の人や近所の人に子供を預け、用事を済ませていたということがありました。

しかし今、

の関係性は希薄であり、そのような助け合いが行われていないところが多いでしょう。


地域での関係性がもっと近くなればダブルケアやトリプルケアの負担軽減になるような気がします。
そして社会的サービスでも介護だけではなく子育て支援などを同時に行えるようなものが出てくると良いのかもしれません。

まとめ

育児と同時に介護を行う、更に配偶者の病気や子供の病気などが同時に発生してしまったというダブルケアやトリプルケアの経験者による経験談はとても考えさせられるものです。

そして子育て世代にある人達は自分には関係ないと思うのではなく、自分もその状況に置かれるかもしれないということを認識しなければなりません。


平成24年の調査ではダブルケアをしている人の割合が15歳以上の人口に対して0.2%だったそうです。
そして男性では85,400人、女性では167,500人と女性の方がダブルケアやトリプルケアになりがちです。

今後ますます増えていくと予想されます。

早急に対策を立てることが必要なのではないでしょうか。



2016年8月31日 9:00