
コレステロールが高いたまご!は「嘘」だった!?知られざる高栄養のたまご!
投稿日 2017/07/27
最終更新日 2017/07/22
しかしコレステロール値を気にする方たちは卵の摂取を控えていると思います。
最近の研究では卵などに含まれているコレステロールが体内で生成されるコレステロール値を調整する働きがあるという結果が出ています。
そのため完全栄養食である卵の摂取量を見直す動きがメーカーでも出ています。
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1年間に食べる卵は約330個
国民1人あたりが1年間に食べる卵の数は約330個とされています。
前年度は約229個だったそうで、増加しているのが分かります。
増加している背景には「コレステロールが高い卵」というイメージが払拭されたことがあります。
また2015年に発表された厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015」では健常者に限ってコレステロール摂取量の上限値を撤廃しました。
そのためコレステロール値を高くすると考えられていた卵の存在が見直されたのです。
しかし未だに「卵は1日1個」と考えている方も多いため、メーカーなどでもコレステロールと卵の関係性などをPRして消費量を上げるための動きを積極的に行っています。
卵に含まれている栄養素とは
完全栄養食とも呼ばれている卵ですが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?
卵にはビタミンやミネラルが含まれており、他にも8種類の必須アミノ酸なども含まれています。
さらにメーカーはもともと含まれている栄養の他にDHAやEPAなどの栄養素を付加するような飼育方法を取っています。
これらの卵には葉酸などを多く含む妊活卵と呼ばれるものなどもあり、幅広い年代をターゲットにした商品開発が行われています。
現在、スーパーエッグと呼ばれるアスタキサンチンやルテインなどを含む卵も開発されており、これらを総称して高付加価値卵として卵市場で活性化に一役買っています。
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近い将来機能性表示食品となる
高付加価値卵は近い将来、機能性表示食品をして販売されるようになると予想されています。
また卵に関する研究が行われており、学会やタマゴシンポジウムで発表されています。
比較的安価で購入できる卵ですが、もし機能性食品の表示が付いたものが販売されれば皆さんも手に取りさらに卵の価値が見直されるのではないでしょうか?
またコレステロール値の見直しがありましたので、手軽に購入でき、生でも加熱しても食べることができる卵を毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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