
体重計の歴史!体脂肪率を測る仕組みってどうなってるの?
投稿日 2017/05/31
最終更新日 2017/05/29
そして現在販売されているものには体脂肪率を測定する機能が付いたものもあります。
この体脂肪を測る仕組みはどのようなものなのでしょうか。
日本の体重計は銭湯にあるような大きなものが主流でした。
しかし高度成長期が始まり、アメリカのように浴室に体重計を置く時代が来ると考えた企業が小型の体重計を開発したのが始まりでした。
その後、機能が進化し体脂肪率を測定する機能を付加するなど体重計が便利なものになってきたのです。
体重計の歴史は?
昔の日本では、銭湯に置いてあるような大きな体重計がスタンダードでした。
初の家庭用の小型体重計が発売されたのが昭和34年、現在の天皇陛下のご成婚で日本中が祝福ムードに沸いていた時のことです。
ある体重計メーカーの社長がアメリカに視察に行った際に小型の体重計を持ち帰ったのがきっかけです。
その後販売数も増加し、昭和43年には生産台数100万台を超えたそうです。
そして体重を測ることで健康チェックをするという考えを持ち、今の体重計のような機能が付いたものが開発され、販売されるようになったのです。
体脂肪率を測定する方法は?
体重を測定すると同時に体脂肪率を測定することができるものが開発され、今では体重計の中でも主流になっています。
この体脂肪率を測定するのはどのように行われているのでしょうか?
今、主流になっている体脂肪率を測定する機能はBIAと呼ばれる手法です。
これは人間の体の中に電流を流し、体脂肪量を測定する方法であり、体重計についている電極に足を乗せることで測定することができます。
また健康についての意識が高まっていることも体脂肪率を測定する体重計の開発や販売を後押ししています。
そのためメーカーでも体脂肪率の他に基礎代謝や体組成計などを開発、販売するようになったのです。
まとめ
普段何気なく測定している体重や体脂肪率。
この体重計の進化により、より健康を意識することができるようになったのではないでしょうか。
また体脂肪率を気軽に測定できることは、健康づくりへの関心を高めることにつながります。
この体重計を開発したメーカーでは、社員の医療費の削減にもつながったという効果もあったそうです。
そう考えると体重計1つで健康に過ごすことができる人が増えるのであれば、開発した方たちのありがたさが身に沁みますよね。
毎日体重を測定しつつ、身体の内部にまで意識を向けていきましょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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