
食事の大切さ。運動で使うエネルギーは食事から!
投稿日 2017/12/06
最終更新日 2017/12/08
体を動かす運動は栄養不足ではできません。
生活の中の食事は当たり前のことで軽視されがちですが、栄養不足の場合には運動をしても筋肉が付かずに体力だけが奪われてしまうということになってしまいます。
特に高齢者の場合は栄養不足になることもあり、その状態で筋力UPのための運動を、と言われても意味がないのです。
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栄養不足の状態は運動しても意味がない
高齢者に対して「筋力をつけるために運動をしましょう」と話をすることがあります。
しかし高齢者は食事が細くなることや1人で食事をする孤食のことが多く、栄養不足になっていることがあります。
そうした状態で運動をしても疲れてしまい、衰弱してしまうこともあるため、まずは栄養を付けることから意識していくことが求められます。
高齢者は食べる量が減少します。
加齢に伴い消化機能が低下してしまうため、食事量が減り、脂っぽいものが食べられなくなります。
また食べても栄養が吸収しにくいため、栄養不足になってしまいます。
合わせて高齢者が服用していることが多い胃薬も消化吸収に影響しているとも考えられています。
食事の意味とは
食事をする時にただ食べているだけになっていませんか?
本来食事は五感を使って楽しむものです。
まずは食事を目で確認し、香りを楽しむ。
そして食事の味を想像しながら食べる準備として口の中に唾液を出す、そして舌を使いながら咀嚼し、味を楽しむという一連の流れがあります。
そして嚥下をする時に気管に入らないように無意識のうちに調節しています。
これらの流れをすることで食事をおいしく食べることができるのですが、高齢者の場合、これらの機能が低下していることもあり、うまく食事をすることができないことがあります。
高齢者の場合には、ただ食事を食べるということになりがちで楽しむことができないことも多く、結果栄養を摂ることができないことにもなります。
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まとめ
口から食事をするということは自立した生活になります。
そして何よりも認知機能にも良い影響を与えているのです。
咀嚼することは脳への刺激になります。
そのため食事を口からすることは認知症の予防にもつながります。
そのため食事をいつまでも口から食べるようにすることが大切なのです。
また普段から食事を楽しんでいない場合には、今日からでもぜひ五感をフルに使って食事を楽しむようにしてください。
食事を楽しむことは元気な生活の第一歩です。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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