記事公開日2018年03月01日17:00
ストレッチはスポーツをする前に体をほぐし怪我をしないようにするために行うものですが、実はストレッチ自体に運動効果があるそうです。
ある研究によるとストレッチは動脈硬化を改善し、冷えを予防することが分かりました。
動脈硬化は脳血管障害や心疾患の原因となるため、予防することが必要です。
ストレッチは他の運動と比べても簡単にできます。
ぜひ日常の生活に取り入れてみましょう。
ストレッチで体を柔らかくする大切さ
ストレッチには体の柔軟性を高める効果があります。
身体が硬い人は動脈硬化が進行していると考えられ、ストレッチをして体の柔軟性を高めてどう変化があるか研究されました。
ストレッチを10種目、40分間行った後に動脈硬化の状態をチェックをしたところ、効果1時間程度で失われてしまうが、動脈硬化の改善がありました。
ストレッチを行い、15分後と30分後にチェックしたのですが、その時は動脈硬化の改善があったそうです。
片足だけストレッチをした時もその片足だけ動脈硬化が改善されたとのこと。
なぜストレッチによって動脈硬化が改善されるのでしょうか。
冷え性もストレッチで改善される?
4週間ストレッチを継続した結果、冷え性も改善されたそうです。
この時期、手足が冷えてしまい体の不調を感じている方も少なくありません。
合わせて冷え性だけであればいいのですが、実は動脈硬化が進んでいるということが分かっています。
実際に冷え性で悩む女性にストレッチを4週間続けてもらったところ、冷え性が改善されていました。
冷え性は手足の末端の血流が悪くなるために起こります。
そのため手足が冷えてしまうのですが、身体の中も冷えてしまいます。
寒い日にわざわざ外に出て運動をするのは嫌ですよね。
そのような時に暖かい部屋でできるストレッチを1日2回、10分程度するだけで冷え性が改善するなら試してみる価値はありそうです。
まとめ
ストレッチをするだけで動脈硬化や冷え性が改善されるのであればやらないわけにはいきませんよね。
本格的な運動をする前にするだけだと思っていたストレッチには先述したような効果が期待できます。

