
シニアの悩みはやっぱり健康!高齢者の意識調査
当サイトの熱心な読者たる皆様も、「若い頃は全く体に気を使わなかったけど、最近は健康を意識するようになった」――と考え方を切り替えられた方も多いのではないでしょうか?
さらに世の中的な動き「健康ブーム」も後押しして、最近はスポーツジムでもシニアを見かけますし、朝早く、あるいは夜遅くにランニングをされている方もよく見かけます。
そんなみなさんも、「これって自然なこと?皆同じなの?」と考えたことはありませんか?
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年齢を重ねるほど自分の健康を気にする
その中でもシニアの悩みの種となったのは「老眼」「血圧」「物忘れ」が多く、近年の生活習慣病に対する認知が高まってきたことに起因すると考えられます。
健康に悩みを抱えているのは皆さんだけではなかったということですね。
年齢を重ねるほど運動をする!?
体重測定や血圧の測定はもちろん、外に出て週に2回以上運動を行うシニアは50代では40%程度だったのに対して、70代には60%近いシニアが運動をしているようです。
その中でも毎日運動をするという70代は男性が28.8%、女性が16.7%もいらっしゃるようで、近年の元気なシニア達の体力に驚かされます。
毎日運動するのは良いことなのか
――というのも、ダイエットには毎日運動よりも週に2~3回程度が良いという話もありますし、筋トレも毎日よりも筋肉の回復を待ったほうが効率的だと言われています。
そして厚生労働省でも、以下のような人を運動習慣者と定義しています。
週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者
引用:厚生労働省
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毎日ではなく継続することが大事
例えば、毎日運動するのが途切れてしまったからといって、そこからずっと運動を諦めてしまうくらいなら、週に2回といった達成しやすい目標をもって長期間継続するほうがよほど有意義だということです。
厚生労働省でも1年以上
と明記していることから、上述のような意図があることが読み取れます。
運動を習慣化するためにするべきこと
――では、運動を習慣化するためにはどのようにすればよいのでしょうか?以下ではいくつかの方法をご紹介していければと思います。
まずは習慣化に失敗する悪い癖をなおそう!
すぐになんでもかんでも見返りを求めてしまうのは、他力本願の思想が身についた私達日本人の悪い癖ではありますが、考え方をスイッチしてみましょう。
「目標は小さく」「気張りすぎない」ことが大事です。
例えば、「今日走ったら帰りにビールを買ってOK」みたいに日々の自分にご褒美を与えてみることも有意義だと思います。
そして、すぐに結果を求めすぎないことです。短期的な成果を出すために無理をして成果を出せる人もいますが、激しい運動は健康的な観点からもNGとされています。
努力は必ず報われるということは経験豊富な読者諸君なら十分ご理解いただいていることかと思います。とにかく長い目で捉えるようにしましょう。
最初は少しだけでOK
変な話、最初は、ストレッチ1分だけでも良いと筆者は思います。
とにかく、途切れずにやったという事実をつくることで、自らの脳を騙すことができるのです。
目標が大きすぎると「あぁ、やらなきゃなぁ、面倒だなぁ。」と思ってしまい、継続することが難しくなってしまいます。
ですので、1回30分に徐々に近づけていけば良いのですから、最初のうちはとにかく実行できる目標を立てるようにしましょう。
阻害要因は取り除く
逆に、阻害要因が多ければ行動しない理由を探して結局行動をしないなんてことにもなってしまいます。
「今日は肌寒いからやめておこう」「今日はヘアスタイルが決まってないからやめよう」「今日はランニングウェアが乾ききってないからやめておこう」
――なんて言い訳を作ってしまってはいけません。「走ってれば体温あがるから行こう」「別に髪の毛なんて誰も見てないから行こう」「ランニングウェアじゃなくてもTシャツで良いや」と、捉えるようにして、習慣化を阻害する要因を気持ちの面でも物理的な面でも排除しておくようにしましょう。
認知的不協和を利用する
心理学では「認知的不協和」という理論があります。
人間は、行動と自分の脳で考えていることが一致しないと「不快感」を覚えるのです。
例えばいつの時代にもダメな男に惚れてしまう女性がいますが、これはダメな男を世話することで認知的不協和に陥っているためです。
「なんでこんなヤツのために尽くしているんだ」→「この男のことが好きだからだ」といった具合に行動と思考を一致させようとするわけですね。
これと同じように「運動していると言ってしまった」→「運動をしないと嘘をついたことになる」→「運動を続ける」といった具合に「思考」に「行動」が合わせにいったりもします。
自分を騙すような行動ですが、これも習慣化には大事な要素です。
まとめ
ここでご紹介したような習慣化の方法を活用しながら、運動を継続していつまでも元気な姿でいられるようにしましょう!
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