「歯は健康の原点」なんて言われたりしますが、先日東北大学の発表で歯がない高齢者は短時間・長時間睡眠のリスクが高くなることが明らかになりました。

今回は、歯と健康をテーマに歯の健康を保つための習慣についてご紹介していきたいと思います。

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歯がない高齢者は睡眠リスクが高い!?

東北大学の研究によると、歯が0本の高齢者は歯が20本以上ある高齢者に比べて短時間睡眠のリスクが1.4倍、長時間睡眠のリスクが1.8倍になることが明らかになりました。

高齢者に限らず、睡眠時間は短すぎても長すぎても健康リスクが増加すると言われており、7時間~8時間程度の睡眠が理想的だと言われていますから、歯がないと健康リスクが高まるということにもなります。

では、歯の健康を保つためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

歯の健康を保つ生活習慣

よく咀嚼する

唾液には口内を清潔に保つ役割があると言われています。そして、咀嚼することでアゴが鍛えられ、唾液の分泌量が多くなると言われています。

このことから、よく噛むことは口内を清潔に保つために重要な習慣であると言えます。

禁煙をする

タバコはニコチンの作用によって歯肉の血行を悪くし、歯周病の進行を手助けしてしまうと言われています。

喫煙習慣は体にもよくないと言われていますので、できる限り早い段階から禁煙をすると良いでしょう。

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歯磨きを念入りにする

年齢を重ねると口の中がネバネバしたり口臭が気になったりします。――これは、口内に細菌が繁殖しやすくなってしまっているためです。

年を重ねると唾液の分泌量が減ってしまい、口内に細菌が繁殖しやすくなるため、年齢を重ねるごとに丁寧に歯を磨く必要があります。例えば歯ブラシだけでなく歯間ブラシを使ってみたりするのも細菌の繁殖を抑える有効な手段です。

歯の定期検診をする

虫歯になりにくい人は歯医者が遠くなりがちですが、定期的に歯医者に通って歯垢や歯石を取り除いてもらうことは歯周病や虫歯の予防になります。

歯垢とは複数の細菌の固まりであり、時間が経つとこれが歯石になります。歯石は表面がザラザラしていますので、さらにその上に歯垢が付きやすくなります。歯垢のうちであれば歯ブラシや歯間ブラシによってある程度取り除くことができますが、歯石になると除去が困難になってしまいます。

何もなくても定期的に歯医者に通ってメンテナンスを行うことも歯の健康を保つためには大事なことなのです。

睡眠時間が短いとどうなるの?

世の中にはショートスリーパーやロングスリーパーと呼ばれる人たちがいて、何時間眠るのかについては様々な議論がなされていますが、健康面で見ると日本人は6.5時間~7.5時間睡眠が最も死亡リスクが低くなると言われています。

一方4時間睡眠の人や毎日9時間以上睡眠をとる人は1.3倍~1.6倍死亡リスクが高くなるとされています。

――もちろん、どれだけ睡眠をとるかということは人によってそれぞれ考え方があると思います。筆者などは太く短く生きる主義なので、健康のことなど気にせずパフォーマンスが低下しない範囲で睡眠時間を削っています。
しかし健康的に長生きしたいと考えるのであれば、しっかりと7時間程度の睡眠を取るのが良さそうです。――そして、もちろん歯の健康に対しても気を遣うほうが良さそうです。

本当に歯の本数が睡眠時間に影響する?

東北大学によれば、歯がない人は下顎が上方回転し、気道に影響を与えて睡眠時の呼吸を妨げる可能性があるとしていますが、本当にこれは歯の本数の問題なのでしょうか。

一般的に歯が健康な人は若い頃から偏食をせずに歯磨きも毎日行い、定期検診もしっかり受けている…という印象がありますね。逆に歯が1本もない人は歯のメンテナンスお怠ってしまう人達です。
そう考えた時に、「歯の本数=睡眠時間の長さ=健康寿命」と関連をもたせることは少し乱暴かもしれません。

何が言いたいかと言うと、歯さえ健康であれば健康でいられるということではないということです。

健康を保つためにはやはり日頃から様々なメンテナンスを怠らず、それなりの努力なり習慣なりを継続する必要があります。

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