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日本の失業率の推移、賃金が上がりにくい理由はなに?

日本の失業率の推移、賃金が上がりにくい理由はなに?についてのイラスト

最終更新日2017年09月02日15:29

日本失業率は低下で推移しています。

しかし賃金の上昇はあまり見られていません。

日本の失業率を示すものは労働力人口に占める失業者の割合となっていますが、労働力人口が増加しているため失業率が低下しているのです。

賃金が上がらないことの理由として考えられるのは会社都合などによる非自発的離職者の数が多くなっていることが挙げられています。

これらのことから失業率低下=景気がいいというようには考えられないと言えます。



日本の失業率は低下で推移している

日本の失業率の推移、賃金が上がりにくい理由はなに?についてのイラスト
失業率を示すのは、労働力人口に占める失業者の割合です。

日本では高齢化社会が進行しているため、労働力人口が減少するように感じますが、実は労働参加率は上昇しています。
その結果、失業率が低下しているということになるのです。

1991年度の平均2.1%を基準としている失業率ですが、しばらくは上昇傾向でした。

しかし2009年の平均5.7%をピークとし、その後は低下で推移し、2016年度には3.0%と過去最低の失業率となっています。

また就業者数は2016年時点で73万人、労働力人口は57万人増加しています。
そのため失業者数は約16万人となっています。



賃金が上がらない理由とは

働く方にとって最も気になるのが賃金のことではないでしょうか?

実際、景気が回復傾向であると報道されていても賃金が上がらずに不満を持っている方も少なくありません。

上記でも触れた失業率の低下や労働参加率、労働者人口はこの賃金が上がらないというところに関係しています。
労働力人口や労働参加率が上がっている今、賃金をほんの少し上げるだけでも就労希望者が集まります。

そうなると雇用側は賃金を大幅に上げることなく、労働者を集めることができます。

また高齢者の労働者の増加も関係していると考えられています。
同じ仕事をする時でも正規職員と非正規職員(高齢者)の場合、非正規職員は賃金が少なく済みます。

そのため人件費をかけずに労働者を集めることが可能なのです。



まとめ

景気が回復しているというのはいいことです。

しかし賃金が上がるというような目に見える回復の兆候を感じなければ働く側としては景気回復を感じることができませんよね。

高齢者でも働く意欲がある方が増えて生きています。
またITも進歩しており、設備を充実させることで人件費削減をしている業界もあるでしょう。

しかし働く側からしたら安定した雇用と共に安定した賃金がなければ働くモチベーションを感じることができません。

特に介護業界では待遇の悪さが目立ちます。
ぜひこの部分も政府にしっかりと検討していただきたいと考えます。



2017年9月3日 17:00



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