
舌は味覚以外にも重要な役割が!舌の役割を考える!
投稿日 2017/05/02
最終更新日 2017/05/01
舌の役割は味覚だけではありません。
他にも「咀嚼(そしゃく)」「嚥下(えんげ)」「発音」の役割も果たしているのです。
また舌は口を開けた時に見えている部分だけではなく、顔や首の筋肉などと密接に関係しているのです。
舌力が衰えてしまうと顔のたるみやしわの見た目の変化から、食べ物の飲み込みなど様々な部分で影響が出てきますよ。
今日から舌力、意識していきませんか?
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舌の役割は味覚だけではない!
実は様々な場面で舌は使われ、役割を果たしているのです。
まずは「咀嚼(そしゃく)」と呼ばれる動きについてまとめていきますね。
咀嚼は食べ物を口に入れた時に噛むことです。
歯でしか噛み砕いていないと思われがちなのですが、実は舌も使われています。
そして咀嚼した食べ物を食道に送り込むときにも舌の力が必要です。
それを嚥下と言います。
嚥下の時にしっかりと舌の力が使われないと、気道へ食物が送り込まれてしまい、むせてしまいます。
会話をする時にも舌の力は必要です。
発音する時には舌がしっかりと動いています。
その動きではっきりとした発音ができるのです。
舌の力が衰えたらどうなるの?
もし舌の力が衰えてしまったらどうなるのでしょうか?
先述した「咀嚼」「「嚥下」「発音」「味覚」はもちろん低下してしまいます。
食べ物をよく噛むことができない、咀嚼した食べ物を食道に送ることができずにむせてしまう、はっきりとした発音ができないといった影響が出てきます。
他にも女性にとって気になる顔のたるみやしわ、ほうれい線にも影響が出てきます。
顔のたるみやしわが多くなる、ほうれい線が深くなるなど、「最近、顔が老けてきたな…」と感じている方、もしかしたら舌力が衰えているかもしれませんよ。
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まとめ
実は舌はほとんど筋肉でできています。
そのため使わなければ筋力が落ちてしまいます。
一方、筋肉だけにトレーニングをすると舌力のアップが可能です。
舌力を高めるには日常生活の中でも意識することが大切です。
食事中は一口食べたら30回は噛む、あえて固いものを食べる、はっきりと話す、よく笑いよく話すといった意識をしていきましょう。
併せて口の中で舌をぐるぐる回す、舌を前に出して左右に動かすというエクササイズをすると顔のたるみやしわにも効果があり、一石二鳥です。
人前ではやりにくいものですが、入浴中など一人時間を使って舌力を高めていきましょう!
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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