
施設入所を説得する5つのステップ!
投稿日 2018/04/13
最終更新日 2018/03/24
施設入所を拒む理由として挙げられるのは家族に見放されてしまったと感じる、自分はまだまだ元気で自分自身で生活をしていく自信があるなどがあります。
こうした思いを受け止めつつ、デイサービスなどを利用し徐々に外の環境に慣れてもらうことで施設入所へのステップアップとしましょう。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
施設入所を拒む理由とは
自宅での介護が難しい、遠く離れたところで一人暮らしをしていて心配などの理由で親の施設入所を検討する子世代にとって、施設入所への説得はとても難しいものです。
そうした時にはまずなぜ施設入所を拒むのかという理由を探ることが必要です。
親としては「まだまだ自分だけでも生活をしていくことができるのに…」という自信、「知らない人と一緒に暮らすのは嫌だ」「施設に閉じ込められてしまうのでは…」という新たな環境への不安と生活の変化への不安などを持っていると考えられます。
しかしなかなか理由を探るのは容易ではありません。
理由を探るには毎日の会話を意識するようにしましょう。
特に離れて暮らす人の場合は電話をするなどして会話の中から施設入所を拒む理由を探ってみて下さい。
説得するためにはどうしたらいいのか
施設入所を拒む理由を探りつつ、施設入所へのステップを踏んでいくことも大切です。
まずは家から出て他者との関わりを持つことができるようデイサービスを使ってみましょう。
高齢者はきっかけがないと外出しないことが多くなります。
そのため「デイサービスに行ってくれるとこっちも安心」というように話をしてみて下さい。
次に施設に対するポジティブな印象を与えるような話をしましょう。
介護施設の中ではアクティビティに力を入れている、他者との交流に力を入れているなどのウリを持ったところが多くなっています。
そして体験入居も大切です。
宿泊し、実際の雰囲気を感じてもらうことで親自身が思っていた施設のイメージとは違うということに気付けば前向きな気持ちになるかもしれません。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
まとめ
子供側としても親を施設に入所させることに後ろめたさを感じるかもしれません。
しかしお互いに安心して生活をすることができることが良い関係性を維持する秘訣でもあります。
なかなか施設入所の説得は難しいです。
ケアマネジャーなどの第三者の力を借りることが有効なこともあります。
また親の友達関係を知り、その情報を生かしていくのも良いでしょう。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
関連記事
- 高齢化社会への対策とは?今、何をすべきなのか
今の日本は「少子高齢化社会」です。出生率が低下している中、高齢者の割合が著しく上昇しているので、2030年には、日本人口の3分の1が高齢者になると言われています。これを2030年問題というのです。当然
詳しくみる - 介護人材不足解消へ……コミュニケーションロボットの活用は介護現場をどう変えるか?
介護現場では人材不足が深刻です。介護施設の6割以上が人手不足を感じています。労働条件の緩和など介護現場では働きやすい環境作りに取り組んでいますが、人材不足の解消にはつながっていません。そこで介護者の代
詳しくみる - 体を温める冬の食事7選 冷えを解消するために
冬が近づくに連れて、温かいものが食べたくなりますよね?体を温めることは細胞を活性化させることに繋がるため、健康にも良いと言われています! (さらに…)
詳しくみる - 高齢者が冬に気をつけたいヒートショックとは?症状と予防方法
皆さんはヒートショックという症状を聞いたことがありますでしょうか。高齢者が自宅で死亡する事故の4分の1はこのヒートショックが原因だと言われています。 (さらに…)
詳しくみる - 歯の本数と睡眠に関係が!?健康のためには歯の健康を
「歯は健康の原点」なんて言われたりしますが、先日東北大学の発表で歯がない高齢者は短時間・長時間睡眠のリスクが高くなることが明らかになりました。 (さらに…)
詳しくみる
あなたにおすすめの介護施設
エリアから探す
全国の介護施設を検索することができます。都道府県を選択してください。