
姿勢が悪いと寝たきりの原因に!?正しい姿勢を維持することが重要!
投稿日 2016/10/29
最終更新日 2016/10/29
年齢を重ねると筋肉が衰えて猫背になったり、姿勢が悪くなってしまいます。
姿勢が悪いと肩こりや、腰痛、膝痛が起こり、将来寝たきりの予備軍になっているかもしれません。
将来寝たきりにならないためには正しい姿勢を維持することが重要です。あなたの姿勢見直してみませんか?
姿勢が悪くなる原因
姿勢が悪くなる原因はいろいろありますが、骨の変形や筋肉が弱って猫背になる、パソコンや日常生活の悪い姿勢が考えられます。
悪い姿勢は顎が前に出て、上半身の体重を骨で支えず背骨の外側の筋肉で支えている状態です。
この状態が続くと筋肉が凝り固まってしまって痛みとなります。
それでも若いうちは筋肉があるので姿勢を保つことができますが、高齢になると筋肉が弱って姿勢を保つことができなくなり、歩いたりする際に不安定になってしまう場合や、最悪寝たきりになってしまいます。
寝たきりを防ぐためには正しい姿勢を維持することがとても重要になってきます。
姿勢が悪くなっていませんか?簡単なチェック方法
正しい姿勢のイメージは天井から頭を吊られているような、背筋が真っすぐ伸るような感じです。
壁にこの状態で立ち、腰に手のひら1枚分のスペースが空けば正しい姿勢で、姿勢が悪いとそれ以外の部分や、手のひら1枚以上のスペースが空いてしまいます。
この時顎が上がらないように注意しましょう。
筋肉の老化チェックは、目を開けたまま片足立ちをしてみましょう。
体を支える筋肉がしっかりしていればふらついても立て直すことができるので倒れたりすることはありません。
もし筋肉が低下していると関節の動きが狭くなりバランスを崩した時に立て直すことができません。
目安は男性なら30代が70~80秒、40代は60~70秒、50代は50~60秒です。
正しい姿勢を維持することが重要
正しい姿勢を理解できたところで、この姿勢を維持しなければまた姿勢が悪くなってしまいます。
しばらくの間は正しい姿勢の方が疲れてくると思いますが、筋肉がついて正しい姿勢が楽になれば今まで悩んでいた腰痛や、膝痛がなくなるはずです。
よくスクワットや、階段の昇り降りで筋肉を鍛える方法を勧められますが、これは軟骨を消耗させ余計に痛めている場所を悪化させやすいので注意しましょう。
将来寝たきりにならないためにも正しい姿勢はとても重要になってきます。
姿勢が悪い原因を考え、正しい姿勢で健康な生活を過ごして下さい。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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