
心臓疾患、心不全。心不全の概要とその治療法とは?
投稿日 2017/11/29
最終更新日 2017/11/28
特に高齢者でリスクが高くなっています。
ちなみに心不全の患者数は日本で約120万人超となっており、さらに増加しています。
また心不全予備軍を含め、約5500万人が心不全のリスクを持っているとされています。
決して他人ごとではない心不全。心不全の概要や治療法について理解し、早期発見・早期治療ができるようにしておきましょう。
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心不全とはどんな病気なのか
心不全とはその名称の通り、心臓の動きに不全が出てしまうことです。
心臓のポンプ機能が何らかの原因で低下してしまい、十分な血液が送り出せずに全身に血液が回らない状態のことを指しています。
呼吸困難や息切れ、むくみが起こってしまい、治療が十分でなければ徐々に状態が悪化し、命を落としてしまうこともあります。
また予後も悪く、短時間での急変も起こりうるものなのです。
治療としては薬物治療をし、心機能を向上させる他、心不全の原因となった疾患の治療を行っていきます。
また食事療法や水分制限、塩分制限などの日常生活の中での治療も行っています。
心不全の理解をしましょう
よくお悔やみで心不全で、と聞くことがあるため、病名を知っている方は多いでしょう。
しかし正確な知識を持っている方はどれくらいいるのでしょうか。
全国には100万人以上の心不全の患者さんがいます。さらに高齢化が進む日本では患者数も増加しています。
また高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病を持っている方の場合には心不全のリスクが高くなりますので注意が必要です。
心不全の検査では採血を行う、胸のレントゲンを撮るなどで判断していきます。
しかし発症前から早期に心不全のリスクを管理し、発症しないようにしていく対策が必要です。
また万が一発症した場合でも、その原因疾患に応じての治療法も確立しているため、外科的手術を受けなくとも治療が可能になっています。
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まとめ
高齢者は心不全を発症すると体力が低下しているため、治療による症状の緩和が難しいこともあります。
また認知面の低下があれば治療に必要な生活習慣の制限などもできずに悪化させてしまうこともあります。
どのような治療が適しているのかを見極めるのは医師ですが、その前に心不全のリスク管理をしておくことが発症リスクを低下させます。
また心不全のリスクでもある生活習慣病を抱えている方は、治療をしっかりと行い、心不全の発症リスクを低下させていく必要があります。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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