身体のどこかで起こる小さな炎症。
この炎症が原因となって認知症となるということが分かりました。その炎症の中には歯周病が含まれています。



歯周病は一見、口の中だけの病気のような気がしますが、炎症が進行することによりへ影響を与える物質が生成され、認知症の原因となることがあるとのこと。


歯周病は虫歯の放置や口腔内の不潔などでも生じます。
口の中の清潔を心がけましょう。

歯周病とは何か

歯周病は脳にも影響する!認知症の原因に・・・についてのイラスト

口の中の清潔が保たれていない場合、細菌が繁殖します。
その細菌が原因となって歯肉の炎症などを起こすのが歯周病です。

歯周病になると歯肉が痩せるため歯がぐらぐらする、固いものを噛みづらい、口臭がするなどの症状が出てきます。

歯周病になることで歯周病の原因となる細菌が全身に侵入し、他の病気を引き起こすことも様々な研究で分かっています。

また

歯周病と糖尿病はお互いに関係しあっている
ことも研究で分かりました。

歯周病と認知症の関係

歯周病が他の病気を起こすということは上記で説明しましたが、認知症の発症にも関係しているということも分かりました。


炎症が起こる病気でも大きな炎症ではなく歯周病のような小さな炎症が認知症に関係しているとのこと。
しかも長く続くような炎症ではリスクが高まります。

このような炎症が脳へ影響を与えて認知症の発症や症状の悪化を引き起こしているのです。

歯周病で歯を失うとさらに認知症のリスクが…

食べ物を食べる時には噛むために歯を使います。
その大切な働きをしている歯がないということは噛むという行為ができないということになります。


噛むという行為は脳へ刺激を与える大切な働きをします。
そのため歯周病により歯を失うということは

脳への刺激が少なくなり、認知症のリスクを高めてしまいます。


しかし歯を失ったとしてもしっかりと自分に合う入れ歯を使用することでリスクは減るそうです。

まとめ

今、歯周病に罹患している人は軽度も含めると20歳以下で約7割、30歳から50歳で約8割、60歳代は約9割とされています。
よって大体の人が歯周病に罹患していると言えます。


歯科の受診に抵抗を持つ人は多いのではないでしょうか。
しかし高齢になっても自分の歯を残し、元気に生活できるようにするためには専門家である歯科を受診し定期的な検診や治療が必要ではないでしょうか。

また若い世代の罹患率も高いため、子供の頃からしっかりと口腔内の清潔を保つことができるような歯磨きの仕方などを指導していく必要がありそうです。


そして歯周病は認知症に関係しているだけではなく他の病気を引き起こすリスクもあります。元気に長生きするためにも口の健康を意識していきましょう。



2016年6月20日 19:00