
新型ノロウイルス大流行の予報!手洗い徹底の呼びかけ
投稿日 2015/12/14
最終更新日 2015/12/14
経口感染を主とし、嘔吐や下痢・腹痛などを引き起こします。子供から高齢者まで誰が感染してもおかしくないウイルスです。上からも下からも、もう出るものもない!という状態でも嘔吐や下痢を繰りかえしトイレから出られなくなってしまう人もいます。さらに今年は新型とされることからノロウイルスの免疫がない為、大流行してしまうのではないかと予想されています。
手洗い徹底を呼びかけ
新型とされるノロウイルスですが、予防法は従来のノロウイルスと変わりありません。トイレの後や食事前の手洗いをしっかりと行う事が大切です。というのも、消費者庁が全国の男女2000人を対象に調査を実施しました。調べによると約15.4%の人がトイレの後に手を洗っていないことが明らかとなりました。また食事の前に必ず手洗いをしていると答えた人は52.6%と、半数近くの人が手を洗わずに食事していることがわかりました。
具体的な処理方法
適切な処理を覚えておくことも大切になってきます。まず、使い捨てのエプロン・手袋・マスクを着用し、汚物をペーパータオルでふき取ります。そして次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)で床を浸すようにふき取ってから水拭きします。処理に使ったものはすべてビニール袋に入れてしっかりと口を締めて処分します。
また使い捨てできない衣類やシーツ・タオルなどは85度以上のお湯で1分以上煮沸消毒するか、家庭用塩素系漂白剤(0.02%消毒水)に30分間浸した後そのもの単独で洗濯すると死滅すると言われています。2リットルの水にキャップ2杯の塩素系漂白剤が濃度の目安です。アルコールや酵素系漂白剤や合成洗剤・石鹸などでは死滅しないので特に注意が必要です。
感染を広げない為には一人ひとりの意識が必須です。しっかりと対策していきたいですね。
参考元:消費者庁
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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