
シャリコーラなど…お米が飲料に変身?斬新なアイデア!
投稿日 2016/10/14
最終更新日 2016/10/31
そして主食としてのお米消費量が低迷している中、農家も需要拡大を期待しています。
お米が飲料に変身!?
主食としてのお米消費量が低迷している今、そのお米を主原料とする飲み物が次々に開発され、販売されるようになりました。お米の消費量は
2015年には一人当たり約55kgとなっており、ピーク時の1962年の約118㎏の半分以下まで減少しています。
そのためお米を作っている農家にとっても大きな影響をもたらしています。消費量を何とか増やそうとしてお米を使った飲料を開発し、お米の需要拡大を目指している企業が多くなってきました。
もともと米麹から作られている甘酒のように日本人に親しみやすい味になるのがお米の特徴です。今ではジュースやコーヒーなどの飲料が開発され、小さい子供から高齢者まで好評となっているようです。
高齢者向けにも発売されている
実は高齢者向けにもお米を使った飲料が開発されています。お米のみを使用したライスミルクと呼ばれる商品です。この商品は砂糖を使っていないのですが、みりんの製造技術を応用し自然な甘みを出しています。また栄養価も高くなっており、高齢者向けの栄養食品として販売されています。
他にもお米から作られたコーヒーもあります。カフェインを使用していないため、コーヒーが飲めない人にも好評なようです。そしてこのコーヒーは玄米のみを使用しています。地域おこしのために開発された商品となっています。
高齢者にとってお米は昔から口にしているものであり、なじみのあるものです。そのためお米を使った飲み物は口にしやすいのではないでしょうか。
まとめ
お米の消費量が低下している今、先述したお米を原料とした飲み物の他パスタやビールなども以前から開発されています。米粉パンなど小麦アレルギーがある人向けの食品も開発・販売されており、身近なところで手に取る機会が多くあるのではないでしょうか。
日本人は昔からお米を主食として消費してきました。しかし飽食の時代になり、お米以外にも主食として取り入れるようになりました。今一度お米の良さを見直して主食としても他の食品としてもお米が消費されるようにしていきたいものです。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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