人生100年時代という言葉を頻繁に耳にするようになりましたが、先日発表されたチューリッヒの調査結果が話題を読んでいます。

シニア世代の53.5%が老後の資金面で不安を感じながらも老後資金の貯蓄をしているシニアはわずか33.1%だったのです。

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老後資金はいくら必要?

年金の受給額は人によって異なるので、ここでは一般的なケースを想定して資産してみましょう。会社務めの男性と会社務めでない女性が結婚をしている場合、だいたい月に23万円くらいの年金が支給されることになります。

年金の支給額が下がったり年金がもらうことができる年齢が上がったりしていますが、仮に65歳からもらえるとして、夫婦で23万円ではゆとりのある生活ができるとは思えません。――もちろん、医療費や介護費として必要になることでしょう。

持ち家の場合と賃貸で生活する場合では異なりますが、毎月それなりにゆとりのある生活をしようと考えるなら、賃貸に済む場合は総額40万円くらいは必要になるでしょう。すると1年間で必要な金額は480万円。これが60歳~90歳の30年間で1億4千4百万円が必要な計算になります。余裕を持って1億5千万円と見ておきましょう。

年金の受給額は23万円で試算していますから、230,000円×12ヶ月×25年間=69,000,000円が総支給額になります。――すると81,000,000円の貯蓄が必要な計算になります。

3千万円と言われているのはなぜ?

さて、8千万円とは膨大な金額ですが、一般的には3千万円くらいあれば安泰だと言われています。――これは一般的な年金受給額モデルと、大企業務めで退職金が2,000万円~3,000万円程度ある場合のケースで、さらに持ち家でそれなりの生活を送るために必要な金額です。

先程は賃貸の場合で試算しましたが、ここから賃料が引かれないのであれば確かに40万円も必要ないですね。――そうなると、やはり3000万円の貯蓄+退職金で5,000万円くらいあれば生活費は十分事足りそうです。

――しかし筆者のように個人事業主で生活をしている場合は厚生年金もありませんし、退職金なんてありませんからこのまま自営業を続けていくならやはり1億円くらいの貯蓄が必要ということになりますね…。気が遠くなりそうです。

また、会社務めの方も安心はできません。なぜなら年金の受給額も年々下がっており、数千万円単位の退職金も出るとは限らないからです。終身雇用が崩れた現代の企業において、そんなに莫大な退職金を出してくれる会社がどれくらいあるでしょうか…。

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資金面の不安は老後の幸福感にもつながる!?

チューリッヒの調査では、「幸福を感じている人」と「幸福を感じていない人」とで別々にデータをとっていました。

「まぁ、そうだろうな」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、幸福度と家計や収入への不安は根深い関係があることがわかりました。
確かに余裕がなければ自分のやりたいことができなくて不幸を感じる傾向があるのかもしれません。

老後の不安は資金面だけでない

シニアが抱えている不安は資金面の不安だけではなく、どちらかといえば「自身や家族の健康」に不安があると回答した人のほうが多いことが分かっています。

その他にも生活全般に不安があると回答したシニアもいらっしゃるようで、何かしらの不安を抱えているシニアは92.6%にも登ります。

一方で、これに対して全く対策をしていないシニアは24%いたと言います。特に50代の男性は対策をしていないと回答した人が37.1%となっており、老後の生活に対してある程度楽観的に捉えている層は多いようです。

まとめ

私達人間は、面倒なことはついつい後回しにしてしまいがちで、目を背けたくなるような現実があると、そこから逃げ出したくなってしまいます。

しかし、行きている限り不安というものはずっと付きまとってきます。賢く生きるためにはこういった不安要素はできる限り早めに対処していくほうが良いです。

――自分自身を戒める意味でも、注意換気をしてこの記事を占めたいと思います。「老後の不安には気をつけよう!」

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