葬儀を自分の思い通りに行うために生前契約する葬儀があります。
生前契約とは葬儀会社を前もって決めておき、遺される子供などの家族に迷惑をかけないようにするために生前に葬儀会社と契約をしておくことです。



家族に迷惑を掛けないようにするメリットがある一方、生前契約によるデメリットもあることを知った上での契約を結ぶ必要があります。

生前契約のメリットとは

思い通りの葬儀ができる?…「生前契約」の落とし穴についてのイラスト
終活が高齢者に注目されています。終活の講座も開かれており、エンディングノートなどを準備している人も多くなっています。

その中でも

葬儀を生前契約する人たちも増えている
ようです。


生前契約をするメリットとして挙げられるのは遺される人たちに迷惑を掛けずに葬儀をすることができるということです。

子供がいない夫婦である、一人暮らしであるなどで葬儀を始め部屋の片づけや死亡通知などを代わりに行ってくれるシステムのところもあるため、遺された人たちが「誰を呼べばいいのか」「この部屋の片づけは如何したらいいのか」などを悩まずに済みます。


しかし子供など家族がいる場合もいない場合も自分の死後にこの生前契約をしていたことを知らせるものが分かりやすいところに保管していなければ意味がないため注意が必要です。

生前契約のデメリットは

自分の死後に家族や周りの人に迷惑をかけないために葬儀を生前契約したけれどもその書類が見つからなかった、契約していた葬儀会社が倒産してしまった、子供のところへ引っ越しをしてしまい地元の葬儀会社での葬儀ができなくなったというようなデメリットが挙げられます。


また生前契約をした後の更新が適切に行われていなければ契約自体無効になってしまうかもしれません。

そして生前契約をしていたとしても

誰が葬儀を取り仕切るのか、費用はどこから出すのかなどがはっきりとしていなければ意味がありません。


このことは公正証書遺言で残しておかなければ公的な意味がないため注意しましょう。

まとめ

自分自身が最期を迎えた時に遺された家族や周りの人に迷惑を掛けないようにするために生前契約を行う人が多いでしょう。

しかし本当に生前契約が必要なのかをよく考えてから契約するようにしなければなりません。


生前契約をしなくてもエンディングノートなどにどういう葬儀にして欲しい、誰を読んで欲しいなどを記載しておくことでも遺された人たちにとって手続きを進めていく上で悩まなくても良いような気がします。

また生前契約をするのであれば更新や契約の破棄ができるのかどうかなどもしっかりと確認しておきましょう。


葬儀の形は人それぞれです。
生前契約のメリットやデメリットを良く調べ、後悔しないようにすることが大切なのではないでしょうか。
 



2016年9月22日 19:00