
参拝へ車椅子でも行きやすく!ところで、参拝の作法はご存知ですか?
投稿日 2017/01/27
最終更新日 2017/01/21
参拝の作法は神社とお寺では異なります。
間違えないように作法を知っておくこともマナーです。
また伊勢神宮では車椅子で参拝する高齢者や障害者のための有償ヘルパーのサービスを開始しました。
この有償ヘルパーは市や旅行会社などが準備を進めてきたものです。
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伊勢神宮で有償ヘルパーのサービスを開始
高齢者や障害を持つ人達が車椅子に乗って神社やお寺を参拝するのはとても大変なことです。
特に砂利敷のところが多く、車椅子での移動をするには技術がないと難しいところです。
そうしたことを受け、安心して参拝してもらうことができるよう伊勢神宮では有償ヘルパーのサービスを開始しました。
もともと市民団体によるボランティアでの参拝介助を行っていたのですが、人手が不足してきていることもあり有償ヘルパーの導入を決めたのです。
砂利道での車椅子操作を始め、高齢者や障害者とのコミュニケーションなどを学んだヘルパーたちが希望に合わせて介助を行います。
また石段に関しては3~4人で車椅子を抱えて昇り降りをするとのことです。
神社とお寺の参拝マナーとは
伊勢神宮で有償ヘルパーが始まったことをご紹介しましたが、皆さんは神社とお寺の参拝マナーの違いはご存知でしょうか。
知っておくと参拝をした時にスマートです。
神社の場合は鳥居の前に来たら軽く会釈をし、手水舎で身を清めます。
そして参道を通り、賽銭箱へお賽銭を静かに入れて下さい。
その後「二礼二拍手一礼」を行い、礼拝します。
一方お寺の場合は手水舎までは一緒です。
お寺の前で一礼し、手水舎で心身を清めます。
そしてお線香をあげ、一礼し、お賽銭を静かに入れます。
その後胸の前で合掌します。退く時にも一例をすることを忘れないでください。
このように神社とお寺の参拝マナーは異なります。
年末年始を始め、参拝する機会がある際にはぜひ正しいマナーで参拝しましょう。
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まとめ
高齢者や障害を持つ方で車椅子を使用して移動している場合にはなかなか神社やお寺への参拝ができずに困っているのではないでしょうか。
今回ご紹介した伊勢神宮でスタートとした有償ヘルパーのサービスのような支援を受けることができたら安心して参拝することができますよね。
特に日本では古くから参拝することが身近なことでした。
こうしたサービスが全国の神社やお寺で行われるようになり、誰もが安心して参拝できるようになってほしいと思います。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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