シニアドライバーによる交通事故が問題視されており、現在、免許返納の検討も必要と言われています。しかし、本当にシニア世代は運転技術、技能に問題があるのでしょうか?ナップスによる全国60歳以上の男性シニアライダーに対して行われた実態調査結果を基に、シニアライダーの運転について掘り下げていきたいと思います。

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シニアライダーの運転技能

シニアライダーの多くは、若い頃にバイクの運転免許証を習得しており、バイク経験が長い方も多いです。そこで、バイクの運転技術について自信があるかとの問いには約8割が運転技術に自信があると答えています。しかし、10年前に運転技術と比較すると約4割が運転技術は低下したと実感しているとの結果でした。また、それに運転技術の低下に比例して、バイクの乗車頻度も約4割が減っている状況です。

シニアライダーの安全意識

シニアライダーの約半数は、バイクの運転を1年以上休止している「リターンライダー」です。そのリターンライダーにバイクの運転を再開したきっかけを尋ねてみると、時間的余裕ができたからと答えた人が約3割となっています。年齢に伴う体力や技術の低下を感じている人が多く、そのため若い頃より安全運転を意識するようになったと答えた人は約9割にも達しています。さらにバイクの運転技術を再度確認するためのライディングスクールへの参加を希望する人も約半数となっており、シニアライダーの安全意識は高いものの、その反面、バイク免許の自主返納は約9割の人が考えていないと答えています。

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シニアライダーと若い世代との交流

世代を超えた交流は、なかなか難しいものがあります。しかし、シニアライダーの4割以上がバイクを通じて、30歳以下の若い世代との交流を経験し、その交流もバイクショップやバイク関連のイベント、交流サイト、ツーリングなど多岐にわたっています。趣味を通しての交流は、世代に関係なく行うことができ、シニア世代も若者から大きな刺激を受けているようです。

まとめ

バイクだけではなく、自動車も高齢運転者による交通事故の増加から、シニア世代の運転技術が問題視されています。しかし、バイクに関しては、シニアドライバーは運転技術や体力の低下を意識しており、安全にも気をつけていることが調査結果から読み取れます。安全面に対する意識はあるものの、免許の自主返納の必要性は感じていない人が多いようです。バイクを通じ、若者との交流も増えているというメリットもあります。安全に注意し、バイクの運転を楽しむのもシニア世代の生き甲斐や楽しみにつながるのではないでしょうか。

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