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老衰死の症状とは?家族が準備すべきこととは

老衰死で自然に死ぬ。老衰死の「症状」ってどんなもの?についてのイラスト

最終更新日2019年10月18日16:09

こんにちは。介護タウン24編集部です。
皆さんは、“老衰死”という言葉を耳にしたことがないでしょうか。老衰死とは、加齢にともない、心身が衰え自然に亡くなる自然死のことをいいます。厚生労働省の発表によると、老衰死は2016年の時点で主な死因第5位だったのに対し、2018年には第3位でした。医療の進歩によって病を克服した今、“老衰死”が増え続けているのです。

生まれてきた以上、死は避けられないもの。高齢者の最期にはさまざまな要因がありますが、病気などで痛みをともなわず、できるだけ穏やかな最期を迎えたいまたは、ご家族の皆様も苦しんでほしくないと思う方も多いのではないでしょうか。

ご本人とご家族がお互いに納得した死の迎え方を選択ができるように、老衰死の症状と延命治療について、そしてご家族が備えておくべきことをまとめていきます。老衰死についての理解を深め、ベストな選択肢を選べるようにしておきましょう。

老衰死の症状とは

老衰死というキーワードを聞くと「老衰死は本当に苦しくないの?」「老衰死はどういう症状なの?」と気になる方も多いと思います。
老衰死とは老化にともない、身体が徐々に衰え自然に迎える最期のことです。木が枯れるようにと表現されることもあるように、突発的なものではなく時間をかけて衰弱し、死へと向かっていきます。

老衰の直前は食事をしっかり摂っても痩せていきます。臓器機能が低下しており、栄養を吸収する力が低下しているからです。これにより、食事の量も減り、筋肉も衰え、活動量も減っていきます。
最期の方では、脳の炎症や縮小により痛みを感じない状態となり、意識レベルの低下と共に浅く眠っている傾眠状態に。そして穏やかに息を引き取るのです。

死の間際には、脳内モルヒネと呼ばれる神経伝達物質のエンドルフィンの分泌や脳のエネルギー源であるケトン体により、多幸感や鎮静・鎮痛作用の効果があるといわれています。最期を迎える時、呼吸が荒くなるなど苦しそうに見えますが、痛みを感じずに多幸感の中、死を迎えようとしていると思えば、ご家族の気持ちも少しは救われるのではないでしょうか。

老衰死の前兆と延命治療

老衰の前兆としては、食事の量が極端に減る、活動量が大きく減るという点が上げられます。その上で身体が痩せてきたのなら、老衰が近いと考えて看取りや終末期の準備などを考える時でしょう。

いままではご本人の希望などをあまり確認せずに、医師に死期を延ばす延命治療の判断を任せる傾向にありました。
最近では医師でもなく、ご家族でもなく、ご本人が決めることという考え方が広がっています。“終活”という言葉が広がり、死とポジティブに向き合い、最期まで自分らしい人生を送ろうという考え方が一般的になっていることも影響しているかもしれません。
そのような中、最近では延命治療を望まないという人も増えてきています。

老衰が進行している状態で、胃ろう・点滴などの延命治療や過度の治療は、嘔吐や心不全に繋がったり、無理に食事をさせたりすることで誤嚥性肺炎を併発する可能性。また恐ろしいのは、エンドルフィンやケトン体の産出に支障をきたす恐れがあります。鎮静・鎮痛作用がなくなり、痛みなどの非常に苦しい思いをするともいわれています。
一度延命治療をすると、生命維持装置を外すことは簡単ではありません。外すことがイコール死に繋がることが明白ですから、当然医師も外したがらないという背景があります。

事前にご本人の意思を確認しておかなければ、意思に反して苦しい思いをさせてしまう可能性があるのです。

終末期を前にご家族がすべきこと

終末期を迎えたご本人を前にご家族がすべきことでいちばん重要なのは、ご本人の気持ちを尊重することです。
延命治療を望むのか、それとも老衰による自然死を望むのか。老衰の状態では意識レベルが低下するため、ご本人による判断は困難となります。
そのためご本人が元気なうちに意思の確認をしておく必要があり、その方法のひとつとして、リビング・ウィルの登場です。これは回復の見込みがなく、意思表示も困難な状態のときに発効される生前の意思表示ができる書類で事前指示書とも呼びます。

ご家族としては、ご本人がしっかりと自分の意思を固められるように、情報を提供することも大事になります。延命治療やリビング・ウィル、他にもご本人様が自分らしく人生を全うできるように判断材料を用意することを心掛けましょう。
そして一方的に話すのではなく、しっかりと話し合い、一緒に考える。ご本人もきっと安心してどのようにして死を迎えたいか判断できるでしょう。

リビング・ウィルについては『リビングウィル(生前意思)の確認』でもう少し詳しく説明しています。

まとめ

老衰死の課題は、ご本人がどのような終末期を迎えるのか、ご家族はどのようなことをすべきかではないでしょうか。自分らしく生き穏やかな最期を迎えたいと考えるのはご本人だけではなく、ご家族も同じ気持ちを持っているかと思います。
ご本人が元気なうちにどのように死を迎えたいのか、希望を早い段階で聞いておくことはとても重要なことです。ご家族もご本人がしっかりと判断できる情報を用意してあげることも重要であり、ご本人が自分らしい人生を送り、自分らしく人生の最期を迎えることができるかは、ご家族にかかっているといっても過言ではありません。

人生は限られた時間を過ごすものであり、自分らしい人生を最期まで謳歌できるように、ご本人そしてご家族がお互いに納得ができるようにトコトン話をしてみるのもいいのかもしれません。

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