
老後の生活費、あなたはいくらほしいですか?資金を貯めておくことの『意味』
投稿日 2016/10/19
最終更新日 2016/10/19
ただし不安ばかり感じていても仕方がありません。
自分の老後にどのくらいの資金が必要なのかをしっかりと見極めていきましょう。
そして資金のことも考えていくことも大切ですが、老後にどのような生活をしたいのかということを具体的に考えて見合った資金を計画的に貯めていくようにしましょう。
老後に必要な資金とは
「老後には1億円必要」「年金がだんだん少なくなってしまう」などということを聞くことがありますよね。
そのようなことを聞くと老後資金を一生懸命貯めなければならない、到底その額を貯めることができないなどと不安になってしまいます。
あるファイナンシャルプランナーが老後に必要な資金を検討する時には①老後までに貯められるお金②年金でもらえるお金③毎月の生活費④特別出費⑤介護費・医療費⑥レジャー費について知っておくべきとしています。
老後までに貯められる金額に関しては自身の収入から決めていくこと、年金に関しては年金特別便で確認する、毎月の生活費は現時点でいくらかかっているのかということなどを確認していきましょう。
老後の資金も大切だが老後にどういう生活をしたいのかを考えていく
老後の資金のことを考えているとだんだんと不安になってしまいます。
また資金だけにとらわれてしまいます。
そうした状態になるよりも老後にどういった生活をしたいのかということを具体的に考えていくことが求められます。
例えば「定年退職してもしばらくは働く」「夫婦で年2回は旅行をしたい」などの想像をしていくことで老後の資金だけを考えるよりも楽しくまた具体的に老後の生活を考えることが可能になります。
また具体的な生活を考えた時には「何にどのくらいの費用が必要なのか」ということも考えることができ、老後資金を貯める時の目安にもなります。
ぜひ資金だけを考えて不安になるのではなく、どのような生活をしたいのかということを考えていきましょう。
まとめ
自分たちの老後に年金はきちんと支給されるのか、今の仕事をいつまで続けていくことができるのかなどを考えているとテンションは下がりがちになります。
そうした気持ちで毎日を過ごすよりも、「定年退職したらガーデニングをする」「地方へ移住してのんびり暮らす」などの想像をしたら楽しみながら老後の生活のための資金を貯めることができますよね。
老後にどのような生活を送るのかは人それぞれです。
安心して暮らすことができるのはもちろんですが、楽しみを持ちながら暮らすことができるようにしていくことも人生を楽しむうえでの大切なことではないでしょうか。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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