
老後の生活費っていくらかかるの?
投稿日 2016/05/01
最終更新日 2016/05/01
退職金は、退職時の勤続年数によって支給率が変わってきます。また退職時の給与での計算となります。そのため、大卒や高卒などの学歴でも差が出てくるんですよ。
自分の退職金って計算できるの?
自分がもらえる退職金の金額について気になりませんか。実際の退職金の額は退職した時にしかわかりませんが、おおよその概算を出すことはできます。計算式は、退職時の1ヶ月分の基本給×就業年数×支給率になります。支給率とは勤続年数や勤務先の会社によって変わってきます。平均的には定年退職であれば70%と言われています。この計算を行えば、自分がもらえる退職金の概算が分かり、老後の生活の計画を立てるのに役立つかもしれません。
老後に必要なお金とは
定年退職をした後、年金の収入があるが不安という方が多くいると思います。また老後の生活はどれくらいの水準で考えたらいいのかなかなか分かりませんよね。老後の生活は退職前の生活費よりも3割減と言われています。退職前まで月に40万で生活をしていた人は28万程度での生活を目指します。3割も減らすのか…と思う方もいるでしょうが、付き合いで行っていた飲み代もかからなくなりますので意外と生活費は少なく済むようです。しかし住宅ローンや子供の教育費などがまだ定年退職後も残っている場合は注意しなければなりません。定年後にも支払いができるような貯蓄をしておく必要があります。
老後の生活で何に気を付けていくのか
今、年金制度も確実なものではないような雰囲気を出しています。現段階でも男性で昭和36年以降に生まれた人は年金支給が65歳からになっています。そうなると60歳で定年した後5年間は無収入のままになってしまうのです。
「老後破産」という言葉も聞くようになってきました。今のうちから老後の生活を考えておかなければ自分たちにも老後破産が降りかかってくるかもしれません。
まとめ
今回、退職金の計算の仕方や生活費を3割減らすということを知り、とても勉強になりました。皆さんはこの計算や生活費についてご存知でしたか?また昭和36年以降生まれの男性の年金が65歳からしか支給されないとはびっくりし、さらに自分たちの時代にはどうなってしまうのかとても不安になってしまいました。
今から老後の生活を意識して無駄な支出をしないことなどで対策していく必要がありそうです。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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