介護現場において、利用者のプライバシーの保護は重要です。




「安全よりプライバシーを重視するのかプライバシーより安全を重視するのか」という問題は、現場スタッフにおいては
十分配慮しているはずなんですが、日々の激務の中で「ついうっかり」という事もあるかもしれませんね。


「介助時の羞恥心への配慮」「利用者の個人情報を第三者に漏らしてはならない」などといったことは
介護現場で大切な事ですね。
今回は介助時の利用者の気持ち(言えない・言い出せない羞恥心・嫌悪感)の配慮について考えて見たいと思います。

プライバシーの保護

人の尊厳に関る「プライバシー保護問題」についてのイラスト
プライバシー(privacy) :純然たる私生活・私事に属する事項です。
この私生活を保護することが「個人の尊厳を尊重する」という事でとても重要な事です。

個人の秘密にも繋がりますしまた、
他人から干渉されない・侵害を受けないという権利
でもあります。

介護職員のプライバシーの保護は厚生労働省の「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」
で、しっかりととりきめられています。


プライバシーの保護に関して介護職員は徹底する義務があり、契約時の契約書にも記載されています。


介護にあたるものはこの事柄について、きちんと向き合い徹底してるつもりでも、毎日の仕事の急がしなの中で
麻痺状態となっている箇所も会ったかもしれませんね。

プライバシー保護の配慮には

「排泄介助の際に、トイレまで誘導し介助者は安全が確認できる場合には、その場を外す配慮が必要である」などと書いてあります。



要介護高齢者の人にとっては有無という選択肢はなく、他人(介護者や施設)に知られる立場にあり、自立支援と引き換えに介護サービス
を受けるということになります。

そして、見られたくない部分まで公開せざると得なくなります。

排泄関係や着替え、入浴などといった身体介護を行う際には、
いつも相手の気持ちを思う心を忘れないようにしたい
ですね。
高齢者の方が感じる「恥ずかしい思い」(侮辱・屈辱)に十分気をつけましょう。

まとめ

確かに職員不足から、猫の手もかりたい状態の現場では「安全第一」に気を配る中で、ひょっとしたら忘れている事もあるかもしれませんね。


実際、私が介護職の際に「もれる!」といわれ慌ててトイレ介助に行ったとき、トイレのドアを開けたまま(全開ではないですが…)
介助していたときに、認知症の方が入ってこられたことがありました。

慌ててしまい「ごめんなさい」とお詫びして収まりましたが、
徹底したつもりでも、忙しさと急な対処を必要とするときに「うっかり」とした事もあるかと思います。


プライバシー保護について、忙殺される忙しさの中で感覚が麻痺しないようにしたいですね。