高齢化社会では、高齢者の消費動向が経済に大きな影響を与えます。
特に、かわいい孫のために財布を緩める高齢者は多く、日々のおやつ代から大学の入学金の援助など実にさまざまです。今回は、あおぞら銀行による「シニアのリアル調査」を参考に、シニアの方々の孫へのプレゼントについて考えていきたいと思います。

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シニアのお金に関連する実態やその意識調査

あおぞら銀行は、2018年6月に全国の55歳~74歳の男女2,071人に対し、お金に関連する実態やその意識調査をインターネットで行いました。

その結果、お盆玉(お年玉のお盆版)については、認知度も高まり、あげる予定の金額は平均5,800円と前年とほぼ同額でしたが、お年玉やお盆玉、帰省時の交通費の負担など、現金のプレゼントは前年より増加しているという結果が出ています。また子や孫の帰省時の交通費は約半数の方が負担しており、平均金額は30,100円。交通費以外にも、食事などに44,500円を負担しているという結果でした。

シニアから孫へのプレゼント事情

おじいちゃん・おばあちゃんから孫へのプレゼントは実に多種多様ですが、節句の人形やランドセルといった季節や年齢によるものとなると、比較的高額になるようです。平均購入金額は、節句の人形が93,400円、ランドセル50,800円、七五三の着物レンタル・写真撮影代が44,100円、高校・大学の入学金が192,300円となっています。

特に高額なものでは、マンション・家の購入代金というものもありました。高額なものになると若い夫婦では負担が大きいため、おじいちゃん・おばあちゃんが出している場合が多い傾向にあります。

おじいちゃん・おばあちゃんは、自分が贈った物を身に付けている姿を見るだけで胸がいっぱいになるほど嬉しいようで、贈られた側だけでなく贈った側も幸せになれる、良いプレゼントといえるのではないでしょうか。

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おじいちゃん・おばあちゃんから孫へのプレゼントランキング

第1位 ランドセル
第2位 節句の人形
第3位 自転車
第4位 学習机
第5位 洋服・靴

ランキングは上記のようになっています。

洋服・靴はそれぞれの趣味があるので、「好みのタイプではなかった」と、残念な結果を避けてプレゼントとしては選ばれにくい傾向にあるようです。しかし、その他のものは比較的高額なもの、大きなものであるため、おじいちゃん・おばあちゃん、両親、孫とみんなで出かけ、欲しいものを選んで購入するのでトラブルも少なく、喜んでもらえているようです。

まとめ

年金の支給額が減額となっていても、かわいい子や孫に関わる消費は減ることがなく、むしろ右肩上がりとなっています。特に「目に入れても痛くない」かわいい孫には、できる限りのことをしてあげたいと思うのが、いつの時代も変わらないシニア世代の心理なのでしょう。

こうしたことから、近年になり認知度が高まっている「お盆玉」や敬老の日後の10月第3日曜日に当たる「孫の日」の孫へのギフトが、今後の経済に大きな影響を与えそうな印象です。

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