
脳トレがアプリでできる時代!楽しく脳の体操しませんか?
投稿日 2016/06/08
最終更新日 2016/06/08
この場合は一人で脳トレを行うことが多くなると思いますが、身体を動かしながら行うものも認知症予防に効果的です。ここでは脳トレを楽しく行えるようになる5つのポイントを紹介します。
まずは身体を動かしながら会話をする
スマホやタブレットなどで行う脳トレは一人で集中して行うものが多いのですが、身体を動かすことや会話をするということも認知症予防には大切な要素です。
身体を動かすことは机の上でやるような
脳トレが苦手な高齢者でも取り掛かりやすいものではないでしょうか。また身体を動かすことに対しては頭を使わなくてもできるから参加してみようかなという参加意欲を上げる手段でもあると考えます。
そして会話をすることは会話をしている意味の理解を無意識のうちに行っているため、脳を刺激し活性化につながります。そして相手の表情などを意識しながら会話をするということも認知面へ良い影響があると思います。
1人ではなく集団で行う
何をする時も1人だと笑うということはあまりないと思います。しかし集団で行う時は何か少しのことでも笑うことがありますよね。その笑うという行為が脳の活性化へつながり認知症の予防になると言われています。
そして集団で行う場合は自分で考えても答えが出ない場合に他の高齢者が助けてくれるというメリットがあります。そうすると答えられなくても大丈夫という気持ちで安心して参加できるようになります。
しかし集団で行う時に注意しなければいけないことがあります。それは
一部だけが活躍できるようなものにしてはいけないということです。一部の高齢者だけで理解できるようなものでは他の高齢者が楽しめないですし、自分と比較して落ち込むことにもなりかねません。よって脳トレの問題を工夫し、参加している高齢者の得意なものを取り入れていくようにしましょう。
まとめ
スマホやタブレットでの脳トレも良いですが、他の高齢者とも交流を図ることで閉じこもりの予防にもなります。ぜひ参加してみて下さい。
主催する側は、楽しく行えるように上記のポイント5つを意識してみて下さいね。参加している高齢者が「自分にもできる!」という気持ちを持ちながら楽しめるようにできたらより効果のある脳トレができるのではないでしょうか。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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