
毎日を変えるだけで認知症を予防できる?その予防法とは
投稿日 2017/12/15
最終更新日 2017/12/16
特にアルツハイマー型認知症は脳に不要なたんぱく質が溜まってしまうために発症するとされており、そのたんぱく質を溜めないための生活習慣が大切なのです。
運動や食事はもちろんですが、ストレスを減らす、生活習慣病を予防する・治療する、目や耳・歯の機能を低下させないということがポイントとなってきます。
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運動と食事は何に気を付けるのか
まず運動と食事について確認していきましょう。
運動することは脳への刺激にもなり、認知症の原因となるたんぱく質の蓄積を予防してくれます。
おすすめの運動はウォーキングのような有酸素運動と筋力アップの運動になります。
これらを楽しく続けることがさらに効果をもたらします。
次に食事です、健康的な食事を意識するようにしましょう。
高カロリー、脂っぽい食事は脳にとってリスクになりますので、野菜や魚を中心とした食事を摂ることをおすすめします。
また、野菜や果物に含まれているポリフェノールという成分は抗酸化物質であり、たんぱく質の蓄積を予防する効果があると判明しました。
そして魚に含まれるDHAはたんぱく質の蓄積を予防することはもちろん、神経細胞を守る働きがあるそうです。
ストレスと生活習慣病も認知症のリスク
認知症になりやすい人は心配性の人というデータもあることから、ストレスを溜めすぎないようにすることが認知症予防になると考えられます。
十分に睡眠をとる、笑うなどを意識するといいかもしれません。
また生活習慣病は認知症リスクを高めます。
生活習慣病は血管をボロボロにしてしまうため、脳梗塞などのリスクが高くなります。
また脳へのたんぱく質蓄積も予防することができますので、今生活習慣病を抱えている方やリスクが高い方は生活習慣の見直しや治療をするようにしましょう。
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目や耳・歯の機能も大切
視力や聴力の低下は認知症発症のリスクを高めます。
そのため、視力の低下や聴力の低下に気付いたら早めの治療が必要です。
特に耳が聞こえづらくなると他の人とのコミュニケーションが取りづらくなるため、閉じこもりがちになります。
また歯も大切です、食事を噛んで食べるという行為が脳への刺激になります。
自分の歯が一番良いのですが、義歯の場合はぴったり合うようにすると嚙む力が高まり、食事を楽しみながら脳への刺激も高まります。
ここまでのことは明日からでも開始できますよね。ぜひ意識してみてはいかがでしょうか?
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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