徘徊認知症が進行すると起こる症状の1つです。
徘徊と言っても目的がなく歩き回っているわけではありません。

徘徊している本人は何かしらの目的があり歩き始めています。

しかし認知症が進行しているわけなのでその目的自体を忘れてしまい、徘徊してしまっているのです。


その徘徊する高齢者を見守るためにQRコードを使用して行う新しい見守りシステムを利用している自治体がありました。

高齢者見守りの新サービス

認知症の徘徊に!QRコードで徘徊対策!についてのイラスト
携帯電話やスマートフォンで読み取ると情報が表示されるQRコード。
様々な場面で利用されていますが、そのQRコードを利用しての認知症による徘徊など高齢者の見守りを行っている自治体があります。


徘徊している高齢者や一人暮らしをしている高齢者などを対象にして行われているこのシステムは、発見した人が形態などの端末を

QRコードから読み取り表示された管理会社に連絡をします。


その連絡を受けた管理会社は家族など登録者に連絡をするという仕組みになっています。


QRコードは衣服や帽子や杖などの普段身に付けるものに貼り付けることができ、それらの費用は自治体が負担しているそうです。

徘徊で命を落とす高齢者が増えている

徘徊は目的を持って出かけたところでその目的を忘れてしまい、結果そのまま歩き続けるということです。

また認知症では見当識障害などの記憶障害なども出てきますので、

自分が今いる場所や時間が何時なのか
なども分からないまま歩いています。


そのため夜でも休むことなく歩いてしまうことも多く、川に転落する、道に迷うなどで命を落とす、行方不明になるのではと推測されます。


そして危険の認識の機能も低下してしまうために線路に入る、道路を横断するなどの危険な行動もします。そのため交通事故に合うなどして命を落とすこともあるでしょう。


運良く発見されても自分を示す情報などが分からないために身元不明人として保護された地域の施設で生活をすることもあります。

まとめ

認知症の徘徊があっても周りの人が見守り、異常を知らせるツールは今回のQRコード以外にもたくさんあります。

しかしそのツールのことを知っている人が少なければ、何も対処できないのが現実です。


また自分たちの地域では認知症の徘徊はあるのか、徘徊している人に対しての声かけの方法はどうやるのかなどの認知症についての知識も必要になります。


そのため、地域住民などに対して認知症の高齢者との関わり方などの勉強会をして周知させることが必要であると考えます。


そして認知症でも地域住民などに見守られながら在宅生活を安心して送ることができるようにしていくのも高齢化社会でとても大切なことではないでしょうか。



2016年6月28日 19:00