ある市で認知症を疑われる人や認知症初期の人に対して集中的に支援をする取り組みを始めました。

国もこの初期の認知症に対しての集中的な支援を行うように促進しており、この市ではそれに先駆けて行っています。




認知症かもしれない、という状態で発見し適切な治療を行うことで認知症の進行を予防することができます。
また、進行しなければ在宅での生活も継続できます。そうした意味を持って認知症の初期から集中的に関わることが必要であると言えるのです。

初期に集中支援する意味は?

認知症を初期から支援すれば進行を遅らせることができる?についてのイラスト

「認知症かもしれない状態」「初期の認知症」と診断された時、きっとショックを受けると思います。
しかし進行してから診断された時よりも進行を遅らせる治療を早く始められたと考えればある意味良いことなのではと思います。


なぜ初期から関わりが必要になるのかというと、まずは

認知症の進行を遅らせるための治療を早期から行えるため
です。
さらに認知症と診断された人自身の対応や家族の関わり方を伝え、適切に対応できるようになるためです。


認知症の初期には怒りっぽくなるということがあります。もし認知症を診断されていたら感情的にはならずに対応できるでしょう。
しかし認知症でないと思っていたらついこちら側も感情的に対応してしまうと考えられます。


この対応こそが認知症を進行させてしまうきっかけにもなってしまうと言われています。
そうしたことを避けるためにも早期発見は大切なのです。

認知症が早期に発見されたら

今、日本は超高齢化社会であり、今後も続きます。
高齢者が増えることで介護保険制度にも不安があります。そうしたことを踏まえ、

「住み慣れた地域で最期まで安心して暮らしていくことができる」
ように地域包括ケアシステムの構築が進められています。

しかし認知症が進行してしまうと在宅での生活が難しくなることも予測されます。そのため、認知症の早期発見後に認知症が進行しないような支援を行っていくことが必要であると言えます。


認知症と診断された本人にとっても認知症の進行はとても不安です。
自分の将来を悲観する人も出てくるでしょう。それは家族も同様であると言えます。


これらのことを考えた時に、やはり認知症の早期発見、早期からの支援の必要性が大切であると感じました。

まとめ

認知症になる人は年々増えてきています。
生活習慣病と同じで、普段の生活習慣に気を付けていれば予防できるとも言われています。


また「認知症かも」と思った時や周りの人が同じように感じた時も早めに受診をして検査を受けてください。
検査の結果、認知症が早期で発見されれば治療効果が上がります。


身近になっている認知症の早期発見の大切さについてぜひ考えてみて下さい。