
熱射病、日射病…熱中症との違い、差はどういうところにあるの?
投稿日 2017/09/09
最終更新日 2017/09/02
どの病気も暑いところに長時間いることで起こるものであり、症状も似ています。
しかし熱射病は脳の体温調節機能が低下し、意識障害を起こしている状態、日射病は日光による日焼けと熱により発汗できなくなり、意識障害を起こしてしまうものとされています。
この3つどれでも予防していくことが大切です。
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熱射病と日射病、熱中症の違いとは
3つの似たような病名の熱射病と日射病、熱中症というものがあります。
熱中症はここ最近毎年予防するように注意喚起されていますよね。
そのため熱中症に関しては皆さん理解されているのではないでしょうか。
他の2つの熱射病と日射病について簡単にまとめていきます。
熱射病は暑く湿度の高い環境下で長時間過ごしていた場合に起こるものです。
この環境の中、大量に汗をかくことで身体の中の水分と塩分が失われてしまうため、脳の体温調節機能がうまく働かなくなり、40℃以上の高熱と意識障害を起こすものです。
日射病は直射日光に長時間当たることで、皮膚が日焼けし、発汗できない状態になることでめまいや頭痛などの症状が出ることです。
予防する方法は?
熱中症はもちろん、熱射病も日射病も重症になれば命を落としてしまうリスクがあるものです。
そのためしっかりと対策をする必要があります。
どの病気も対策は同様です。
暑いところに長時間いないこと、暑さを感じたら涼しいところに移動して休息を取ることなどです。
また喉が渇く前に水分補給をするようにしましょう。
喉の渇きを感じた時には脱水になっていることがあります。
水分補給をする際にはスポーツドリンクがおすすめですが、糖分も含まれていますので糖尿病の方など制限がある方は医師に相談しましょう。
そしてめまいや頭痛、吐き気などの症状を感じたら速やかに医療機関を受診するようにしてください。
軽度であれば回復も早いのですが、重度になると身体を冷やす治療が必要になることもあります。
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まとめ
これからの時期暑い日が続きますが、外で過ごす機会も多くなります。
熱中症や熱射病、日射病の予防対策をして、体調を崩さずに過ごすことができるようにしましょう。
また室内で過ごすことの多い高齢者や乳幼児も注意が必要です。
特に高齢者はエアコンの風が苦手な方もいます。
そのためこまめに声をかけて室温や湿度を適度なレベルになるようにする、水分補給をするようにするなどを行っていきましょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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