ここ最近、夏日になる日も増えています。
そのためなのか4月25日からの1週間で181人もの人が熱中症で救急搬送されているとの発表がありました。

さらにこの中の半数以上を65歳以上の高齢者が占めていたそうです。


高齢者は加齢のために体温調節機能が低下しています。
また汗をかきにくくなっているため、熱中症になりやすい状態です。

こまめな水分補給を始め、室温をエアコンや扇風機を使い調節することなどが熱中症予防の対策として介護者に求められています。

なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか

夏日には注意 高齢者は熱中症になりやすいについてのイラスト

加齢に伴い、身体の中の水分が少なくなります。
そして汗をかくなどで
体温を調節する機能が加齢により低下してしまいます。さらに水食事量や水分の摂取量も減少傾向になるため、熱中症のリスクが高い状態です。


また、高齢者は「熱い」「寒い」を感じにくくなっています。そのため、室温が上がっていてもエアコンや扇風機を付けずに過ごしてしまう場合が多くあります。そうすると室温が上がり、知らず知らずのうちに熱中症になってしまうのです。


熱中症かどうかの観察のポイントは、身体がべたついていないか、めまいやふらつきがないか、何となく元気がない、顔が赤くなっていないかなどがあります。
症状を訴えることが少ない高齢者でも介護者がこまめに観察することで熱中症を発見できます。

熱中症を予防する方法は

特に介護を受けている高齢者は自分でエアコンや扇風機を付けることができないような状態と考えられます。

また、自分の体の不調を伝えることができない、不調を感じることができない人たちも多くいるでしょう。そのような高齢者に対しては介護する側が熱中症の予防に注意をしていかなければなりません。


まず、室温は28℃を目安に設定します。また湿度にも注意が必要です。
じめじめしている時は除湿器や扇風機を併用して室内が快適な湿度になるようにします。


そしてこまめな水分補給を行います。
高齢者は自分でのどの渇きを感じる力が弱くなっているため、水分摂取量が少なくなりがちです。
のどが渇いていなくても水分を取るようにします。


最低でも1日1L以上の水分を目安にします。


他にも市販の保冷剤で首やわきの下を冷やすのも体温調節に繋がります。
冷えすぎないようにタオルなどを巻いてから身体を冷やすようにしましょう。

まとめ

地球温暖化のせいなのか毎年この時期から夏日が続くようになりました。

そのため、熱中症で救急搬送される人も多く、中でも高齢者の搬送数は増えています。


特に介護を必要とする高齢者は自分自身での室温調節や水分補給が難しい人もいるため、介護する側が熱中症予防に対して意識をしていかなければなりません。


例えば、認知症がある高齢者はエアコンのリモコンを触り、暖房にしてしまうこともあります。
また体調の変化に気付かないこともあります。


命を落とすこともある熱中症。
予防策をしっかりと取り、元気に夏日を過ごせるようにしたいですね。