
内臓脂肪レベルって?溜まりすぎると危険な内臓脂肪を減らす!
投稿日 2016/12/02
最終更新日 2016/12/02
これらが発症する原因として蓄積された内臓脂肪から発生する物質が原因とされています。
また高齢者の内臓脂肪型肥満の場合には免疫細胞のTリンパ球の機能異常が起こりやすくなっています。
そのため糖尿病などが発症しやすいと言われています。
内臓脂肪レベルとは
内臓脂肪の程度を正確に知るためには医療機関で行われるCTスキャン検査が必要になります。
CTスキャン検査では身体を輪切りにした状態を観察することが可能です。
そしておへそ周りの内臓脂肪の面積を測定し、内臓脂肪の程度を調べます。
検査した結果、100㎠以上ある場合には内臓脂肪型肥満と診断されます。
内臓脂肪レベルを家庭で調べるには体重体組成機能が付いた体重計で測定します。
この機能は体重計を開発しているメーカーが独自にデータを分析することで内臓脂肪レベルを導き出すことができるようにしたものです。
参考としてあるメーカーでは内臓脂肪レベルを「標準:1~9」「やや高い:10~14」「高い:15~30」とレベル分けしています。
内臓脂肪が多いと生活習慣病のリスクが高くなる!?
内臓脂肪が多いということは生活習慣病のリスクも高めてしまうことになります。
またメタボリックシンドロームもこの内臓脂肪の量に大きく関係しています。
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満(ウエストが男性85㎝以上、女性90㎝以上の場合)に加えて高血圧や高血糖、脂質代謝異常のうち2つ当てはまると診断されるものです。
内臓脂肪が増えてしまい、内臓脂肪型肥満になってしまうと高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクを高める理由として内臓脂肪により動脈硬化を進行させてしまうとされています。
動脈硬化が起こってしまうと脳梗塞などのリスクにもなると言え、高血圧や糖尿病のリスクと合わせて命に関わる病気を発症させるリスクを上げることにもなってしまうのです。
まとめ
「最近、お腹周りに脂肪がついてきたような気がする」と感じたらまずは食事の内容などを見直してみましょう。
カロリーをなるべく抑えたいからと考え、食事の回数を減らすというのは逆に間食をしてしまう原因にもなりかねません。
3食きちんと摂るようにしましょう。
そして男性であれば2000~2200kcal、女性であれば1800~2000kcalになるように食事を摂るようにします。
食事以外にも運動をすることなどで効率よく脂肪を燃焼させていきましょう。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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