
内臓脂肪のたまる肉とアルコール。内臓脂肪を溜めなくするには!?
投稿日 2018/01/20
最終更新日 2018/01/22
メタボリックシンドロームのように内臓脂肪が溜まっている場合にはその内臓脂肪が血液中に溶け出してしまい、血液中の悪玉コレステロール(LDL)を増加させ、動脈硬化を進行させてしまいます。
そして動脈硬化が引き起こす心筋梗塞や脳梗塞などのリスクを高めてしまうのです。
内臓脂肪を溜めないようにするためには食事の見直しやアルコール量の見直しをしていくようにしましょう。
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不必要な内臓脂肪を溜めないようにするためには
動脈硬化などを研究している日本動脈硬化学会では、伝統的な和食を取ることを勧めています。
これは肉を減らして魚や野菜、大豆製品、海藻類などを幅広く摂るものことです。また食べ方にもポイントがあり、京料理などのように多くの種類を少しずつ食べるようにするのが大切です。
イモ類や海藻類など食物繊維を多く摂るようにすることで、コレステロールの吸収が抑えられることは過去の実験で分かっています。
しかし過剰に肉類を避けてしまうとたんぱく質が少なくなってしまい、フレイルやサルコペニアのような状態になってしまう高齢者がいます。
もし気になるようなら肉の脂身を避ける、赤みが多い肉を食べるなどの工夫をしましょう。
アルコール摂取にも気を付ける
コレステロール値を上げる原因でもある飲酒ですが、上限を決めて飲むことはむしろ健康にいいとされています。
内臓脂肪に関しても1週間に男性は14合、女性は10合までなら動脈硬化の予防になるそうです。
ちなみに15合以上飲んでいる人は中性脂肪などの値が上昇しています。
動脈硬化の予防になるということについてはワインなどに含まれているポリフェノールの効果が考えられています。
ワインの他にもビールなどに含まれていることが分かっています。
もし1週間の中で酒量を守る自信がない人には1週間に14合を上限とするという飲み方をするようにしましょう。
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まとめ
内臓脂肪を溜めないようにするためには生活習慣の見直しが必要になります。
また食生活に注意していても運動をしなければ内臓脂肪が溜まることにもつながります。
運動習慣がない人はこれからでも遅くないのでウォーキングなどの軽めな運動をするようにすると負担が少なく運動を続けることができます。
また肉類やアルコールが好きな人はその生活習慣を見直し、少しでも健康な体になる様に意識していくのも内臓脂肪を溜めないようにすることにつながります。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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