高齢者は、足のむくみを指摘される方が多いと思いますが、「どうしてむくむのか?」という原因にまでは話が進みませんね。


むくみは、体の重大なSOSのサインであることを理解する必要があります。

今回は「むくみ」についてお話しします。

高齢者がむくみやすい原因は?

高齢者のむくみは命に関わる重要なサイン!についてのイラスト
高齢者は、筋力低下で送り返すべき静脈が上手く機能しないため、老廃物や余分な水分などが血管から溢れ出ているのです。


特に運動不足となりがちな高齢者の方は、筋力低下から足のむくみ状態になりがちです。

最近よく耳にされる「エコノミー症候群」もこれが原因となっています。


飛行機などで長時間同じ体勢の方、震災で車中泊を余儀なくされた方などが、足が以上にむくみ血栓ができ、それが肺などに移動してやがて亡くなってしまうなど重大な事故へとつながるのです。

特に筋力低下が考えられる高齢者の人は6時間以上同じ姿勢は避けるようにする必要があります。

むくみやすい部分でわかる体の異常

「普段からよく動いているのに足がむくむ」そんな人は、何かの病気かもしれません。


「年なんだからよくあること」と考えていると以下のような大きな病気ということもありえるのです。

・腎性浮腫:腎臓の異常により生じるむくみです。顔や手足にむくみの症状がまず現れます。

・肝性浮腫:肝臓の機能の低下によって起こるむくみです。全身にむくみ症状が出やすくなります。

・内分泌性浮腫:甲状腺機能低下症が考えられます。他のむくみと違い、指で押してもすぐに戻る特徴があります。

・栄養障害性浮腫:極度な栄養不足や偏食などで起こることがあります。

このように「心臓」「腎臓」「肝臓」などの臓器に関係した原因でむくみが生じる場合があります。


「心不全」「腎症・ネフローゼ症候群」「肝硬変」など、病気の可能性も視野に入れるのを忘れないようにしましょう。

まとめ

自身が高齢者になったため、むくみはよくあること、なんて考えて原因追求をおろそかにしていませんか?


人間の体は、病気になる前に「サイン」が出ている場合がたくさんありますよ。


「たかがむくみ!されどむくみ!」どんな些細な場合も見逃さないことが「健康長寿」の大切なポイントです!



2016年8月2日 15:00