
乳製品でロコモティブシンドロームを防ごう!!
投稿日 2015/11/28
最終更新日 2015/11/28
例としては「変形性関節症」や「骨粗鬆症」「脊柱管狭窄症」などです。もうひとつは年を重ねることによる運動機能不全です。加齢により若いころとは変わり筋力や体力が低下し、それにより運動不足となり機能低下してしまう事なども含まれます。
ロコモティブシンドロームを防ぐには
誰もが「いつまでも元気で健康に過ごしたい」と思う事でしょう。言葉にするのは簡単ですが、ではみんな具体的に対策としてなにをしているのでしょう。
運動をすることはもちろんです。しかしながら思い通りに動かなくなってきた体で、どこまでの事ができるかもわからない、すぐ疲れてしまうし効果がすぐに見えない事を続ける精神力も持っていない。そんな人が多いのではないでしょうか。
身体を動かす運動ももちろんですが、食生活でも大きな要因を秘めています。体にいいからといっても好きでないものを食べ続ける事は必ずしも健やかな体を保てることにはなりません。おいしいものを楽しく食べる事が重要なのです。
カルシウムの重要性
白山市の食生活改善推進協議会会長の塚原幸子さんは、カルシウムの吸収率に着目しました。小魚が33%、青菜が19%なのに対し乳製品はなんと40%もあることがわかりました。そこから、塚原幸子さんが開催する料理教室にて高齢者でも食べやすい「さばのピリ辛そぼろどんぶり」に粉チーズを、「五目おから」に牛乳を取り入れてみました。
カルシウム含有量が多いと言われ多くの方がイメージするのが小魚なのど魚介類だと思いますが、高齢者の方が沢山の魚介類をとろうとするとなかなか大変です。また魚介類は調理において塩分なども心配されます。
まとめ
もちろんその規定量をそのまま食べるのでは味気なく義務感のようでおいしく食べられませんよね。この食材を毎日これだけ食べなければならない!というのでは食事が楽しくなくなってしまいます。このような内容を理解して頂いたうえで、ではどうしたらおいしく調理できるのか、そこを考えていったらいいのではないでしょうか。
季節の食材を取り入れ、さまざまな栄養をバランスよくとりながら副菜や完食で乳製品を取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考元:中日新聞
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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