
共同生活のストレスも高齢者には無縁!「長屋」で他人と暮らす!
投稿日 2017/02/10
最終更新日 2017/02/04
今、様々な地域において高齢者たちが共同生活をする住宅や、若者から高齢者まで共同生活をする住宅などがオープンしています。
昔は隣近所の人たちとの付き合いが濃く、お互いに助け合っていた環境に近く、高齢者にとっては住みやすい環境なのかもしれません。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
多世代が共同生活をする住宅
核家族化が進み、以前のように隣近所での付き合いがない社会になっている現状があります。
その現状を問題視し、若者から高齢者まで多世代が一緒に暮らしている住宅ができました。
その住宅には4~96歳の幅広い年代が住んでいます。
ベランダにはお互いの部屋を仕切るものはなく、共同で使用する空間を多く取られています。
そして共用のリビングでは月1回夕食を一緒に食べて交流を図っているそうです。
この住宅に住む高齢者は様々な世代と交流することができ、つながりを感じながら暮らすことができると話しています。
孤立高齢者を減少させる取り組み
2015年に行われた調査では独居高齢者が593万人とされています。
そしてその半数近くが「孤独死を身近に感じる」と回答しているそうです。
また会話がない・少ない高齢者ほど感じる傾向が高かったとのことです。
孤立している高齢者は孤独死のリスクもありますが、自宅に閉じこもりがちになるため足腰の筋力の低下や社会性の低下により要介護状態になるリスクも高くなります。
そのため孤立させないような取り組みが早急に必要になってきています。
一方、若者たちは高齢者世代との交流が少ないため、どう接していいか分からないという問題を抱えています。
これらの問題に対して高齢者と若者が一緒に生活する環境を提供することで解決することができるとも言えます。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
まとめ
高齢者も若者もどちらも社会的な交流の機会が減少しているという問題を抱えています。
上記で紹介した住宅もそうですが、昔ながらの下宿も今見直されており、ホームシェアリングという新しい形で展開されています。
高齢者ができないところは若者がサポートする、逆に若者ができないところを経験豊富な高齢者がサポートするという生活はどちらにとってもメリットが大きいのではないでしょうか。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
関連記事
- 高齢化社会への対策とは?今、何をすべきなのか
今の日本は「少子高齢化社会」です。出生率が低下している中、高齢者の割合が著しく上昇しているので、2030年には、日本人口の3分の1が高齢者になると言われています。これを2030年問題というのです。当然
詳しくみる - 介護人材不足解消へ……コミュニケーションロボットの活用は介護現場をどう変えるか?
介護現場では人材不足が深刻です。介護施設の6割以上が人手不足を感じています。労働条件の緩和など介護現場では働きやすい環境作りに取り組んでいますが、人材不足の解消にはつながっていません。そこで介護者の代
詳しくみる - 体を温める冬の食事7選 冷えを解消するために
冬が近づくに連れて、温かいものが食べたくなりますよね?体を温めることは細胞を活性化させることに繋がるため、健康にも良いと言われています! (さらに…)
詳しくみる - 高齢者が冬に気をつけたいヒートショックとは?症状と予防方法
皆さんはヒートショックという症状を聞いたことがありますでしょうか。高齢者が自宅で死亡する事故の4分の1はこのヒートショックが原因だと言われています。 (さらに…)
詳しくみる - 歯の本数と睡眠に関係が!?健康のためには歯の健康を
「歯は健康の原点」なんて言われたりしますが、先日東北大学の発表で歯がない高齢者は短時間・長時間睡眠のリスクが高くなることが明らかになりました。 (さらに…)
詳しくみる
あなたにおすすめの介護施設
エリアから探す
全国の介護施設を検索することができます。都道府県を選択してください。