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口からの食事は、高齢者にとって最大の楽しみ!

口からの食事は、高齢者にとって最大の楽しみについてのイラスト

最終更新日2016年03月26日11:52

「食べる」という行為は、人間のあらゆる機能の維持に必要なことです。
高齢者にとっても、それはとても重要なものであり、食事という楽しみを持つことで、脳へ刺激を与え活性化させる役割もあるのです。固形物が食べられなくなっても一口大にする、刻む、ミキサーにかけるなどと食事の形態を変えることでいつまでも口から取ることができます。


食事ができなくなるだけで生活の楽しみも減り、生きる意欲さえ失ってしまう可能性もあるのです。

なぜ口からの食事が大切なの?

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食事を取ることで人間の生命を維持する栄養素を摂取することができます。そして食事を食べるという動作には視覚・嗅覚・聴覚・触覚・咀嚼・嚥下などの動きをします。
また口まで食べ物を運ぶという動作では腕を使います。このように身体の機能の維持はもちろん、食事に関係する機能の維持のためにも口からの食事はとても大切なのです。
この動作の一つでも欠けてしまうと口からの食事はできなくなるのです。

ニーズに合わせた食形態を提供する

健康な人たちは、自分達の歯で砕き、嚥下ができ、意識せずに食事をとることができます。
しかし病気などで食事を食べる機能を失ってしまった人はどうしたらいいのでしょうか。

歯がない、あごの病気などで食事を噛み砕くことができない場合、柔らかめの食事を提供します。また飲み込む咀嚼や嚥下の機能が低下している人に対しては食事を細かく刻む、ミキサーにかけるなどの対応をします。

でも、ただ細かく刻む、ミキサーにかけただけでお皿に盛りつけた時健康な人ですら食欲がわくものではありません。
そのため今では食材の形に固める技術や食材そのものを柔らかくする調理法が開発され、介護施設等で活用されています。

まとめ

介護施設での勤務時代、食事に対しての意欲を失わない入居者さんがいらっしゃいました。どんなに体調が悪くても食事だけ取りたいと頑張っておられた方でした。
認知症が進み、嚥下機能も低下してきましたので、家族とも何度も相談しました。
誤嚥して肺炎になってしまい命の危険さえもあります、と医師から話しがあったこともありました。

しかしご家族は本人の思うようにして上げて欲しいと話され、最期を迎える本当にギリギリまでご本人の望むとおりに口からの食事を続けました。

このようなことが医療的には、どのように判断されるかは分かりません。
しかし、
本人の希望に沿ってケアすることは終末期ケアには大切なことではないでしょうか。

終末期だから食べないで点滴、というケースも多くあります。どちらにせよ本人の意思を尊重してケアをして欲しいと思います。

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