交通事故による死亡数は減少してきています。
でも高齢者の死亡数は高くなっています。

特に半数は高齢者の交通違反が原因だと判明しました。

その原因として「認知症の疑い」があるのではないでしょうか?

解決策として、交通事故において「18項目の違反行為」がある場合、75歳以上の高齢者には
認知機能検査をするとする改正道路交通法が成立しました。

多発する高齢者の死亡事故

高齢者の死亡事故多発!18項目で交通事故を防ごう!についてのイラスト
昨年、全国で横断中に交通事故で死亡した歩行者1040人を、分析の結果において信号無視などといった交通違反の半数は高齢者でした。



現在は、免許更新時(3年ごと)の検査に「認知及び機能低下検査」が義務付けされています。


「問題無し」と判定されれば、次の更新時(3年後)まで検査は要りませんでした。


今回の改正道路交通法では、「18項目」に該当するような交通違反の場合は、臨時の検査を受診し、その結果が「前回よりも悪化している」
と判定が出た場合は、臨時高齢者講習が義務となります。



認知機能検査は、認知症専門医、かかりつけ主治医となり、脳波などによる検査が実施され結果は記載されます。

もし、適性検査に不合格だったり認知症と診断書に記載された場合は、運転免許証は取りけしとなります。

18項目はどんなもの?

「臨時認知機能検査対象」としてあげられた違反は次の通りの18項目です。

「信号無視」

「通行禁止違反」

「通行区分違反」

「横断禁止等違反」

「道路変更禁止違反」

「一時停止せず踏切に進入」

「交差点で徐行せず右左折」

「指定通行区分違反」

「環状交差点で徐行せず右左折」

「優先道路で通行車の進行妨害」

「交差点で直進の対向車を妨害」

「環状交差点で通行車の進行妨害」

「横断歩道で一時停止せず歩行者を妨害」

「横断歩道のない交差点に進入、歩行者を妨害」

「徐行場所違反」

「一時停止せず交差点に進入」

「合図不履行」

「安全運転義務違反」



これらの事柄は、普通の交通規則ですね。

「認知症」という病気の場合は「判断力の障害」「見当識障害」「幻覚と錯覚」などという症状がおこります。


それにより、一瞬の判断が遅くなったり、見間違ったりすることもあります。

それが「車の前後からの飛び出し」であったり、「逆走」であったりする可能性が高くなります。

自分自身で過信すると大変なのとになるのです。

まとめ

年々減少していたはずが昨年は僅かですが増加している原因として、調査したところ横断中の交通違反の8割は高齢者でした。


特に「信号無視」「横断歩道以外での横断」「逆走」など目立っていますね。


高齢者が被害者というばかりではなく、加害者にもなります。

認知症だからと言って、決して破ってはいけないのが「交通ルール」です。

昔から言われる「車は走る凶器」です。
ごめんなさいでは済まない現状を考え、運転免許の返納も必要な場合もありますね。


今回の施行は、6月11日まで国民の意見を募集し検討後来年度からの予定です。



2016年7月27日 12:00