
高齢者にもスマホを!高齢ユーザーは増加するのか?
投稿日 2016/10/15
最終更新日 2016/10/31
高齢者のスマホ所持率はどのくらい?
以前の携帯電話より高機能なスマホの所持率が上昇しています。東京都における所持率の調査では15歳から19歳までの世代では約9割が所持しています。また同時に20代から30代でもほぼ全員がスマホを持っているというデータが出ています。
では高齢者の所持率はどうなっているのでしょうか。高齢者のスマホ所持率は60代で男性では36%、女性では26%となっています。ちなみに50代までは6割近くが所持しているとの調査が出ています。60代になると急激に所持率は低下していますが、今の50代が60代になる頃にはもっと所持率が上昇しているのかもしれません。
高齢者にとってスマホはメリットがあるの?
高齢者がスマホを持つことにメリットはあるのでしょうか。従来の携帯電話のように通話とメールができる機能で十分と思っている高齢者が多いと考えられます。その考えを持っている人たちに対してどのようなことをメリットとするとスマホを検討し、所持するようになるのかは未知数です。
今回格安スマホに参入した企業では家族が格安スマホに加入することで同時に高齢者の加入もできないかと様々な策を立てているようです。例えばチャットのように即時にメッセージのやり取りができるアプリを使用しての家族間コミュニケーションを図るように勧めていくとの方針を打ち出しています。
またそのチャット機能のみ使用することができればよいと思っている高齢者に対してのプランとして定額で使い放題のものを出すとのことです
まとめ
高齢化社会が進んでいることや団塊の世代が高齢者になることで、高齢者をターゲットにした商品開発や販売路線が活発になっています。また高齢者にとってもスマホを活用し、は一人暮らしの場合でも離れて暮らす家族との連絡をするためのコミュニケーションツールとして取り入れていくこともいいかもしれません。
そして今高齢者以外の世代ではスマホの所持率が上昇しています。この人達が将来高齢者になった時にはスマホの所持率はどうなっているのか少し楽しみです。その頃には今のスマホよりももっと高機能のものが開発されていると思いますが。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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