
高齢者に配慮した化粧品!高齢者も綺麗と言われたい!!
投稿日 2016/03/09
最終更新日 2016/03/09
高齢女性の現実
幾つになっても女性であることに変わりはありません。有名な逸話で、こんなのがあります。大岡越前が自分の母に、「女性はいくつまで?」と聞いたそうです。母は、黙って火鉢の中の灰をいじって「灰になるまで」と伝えたといいます。つまり、年を重ねても綺麗でありたい女心に変わりは無いということです。年をとっても美しさへの願望はあるのです。
高齢女性の化粧の難題
年を重ねると沢山の問題が出て来ます。肌にシミやシワ、そしてたるみ、顔色もくすみがちで、ほうれいせんも目立ってきます。肌の油分の不足から、お化粧の乗りが悪くなります。今まで通りのお化粧がしにくくなってくるのは事実です。例えば目元のたるみなどにより「アイシャドウが塗りにくい」、くすみなどで「今までと同じ色の口紅を塗ってもいまいち感じがちがう」と感じる方がいらっしゃいます。
考案された化粧品
アイシャドウについてですが、2色のアイシャドウを幅の広いブラシで1度に2色塗れるようにした商品も出ました。見にくかった細かい部分のために、鏡は拡大鏡にした物も販売されています。ハリが無くなったという方には、肌のハリに特化した化粧品も沢山目に付くようになりました。カラーについては、今までの高齢者へのおすすめというと、落ち着いた色調でしたが、50歳以上の女性へのアンケートでは「ピンクやきらきらは心がときめく」という結果が出ました。
まとめ
女性とは、綺麗になれば少しでも出かけたくなるものです。家の中で引きこもっていないでお化粧をして出かけましょう。それには、日々の美しさの追求が必要です。紅をチョッとさすだけで気持ちも明るくなります。周りの人も「もう年だから…」という高齢者の言葉は本心と違うことを理解してください。そして声をかけてあげてください。本心は美しいものに憧れを持っているのが女心なんです。そして一言「キレイだね」って言ってくださいね。100の薬より元気の素になります。元気に明るく颯爽と行動する女性が、今後の日本を動かすのはもうそんなに遠いことではないと思います。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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