国土交通省が、初乗りの低料金設定で高齢者がより利用しやすくなるようにと、タクシーの料金の引き下げの
実証実験を東京都内や大阪市等で開始します。



短距離での移動の多い高齢者にとっては、タクシーの初乗り料金が
引き下げられれば利用頻度も増えると思われます。期間は2ヶ月間ということですが、その結果を踏まえて今後の検証へと進むようです。

高齢者に嬉しい「初乗り料金値下げ」

初乗り料金値下げによって、高齢者も気軽にタクシー利用についてのイラスト
現在東京23区の場合「2キロ730円」となっています。
今回の実証実験では「1.16キロ460円」で行う予定です。
現在の初乗り料金からすると37%も安く抑えられることになります。


例えば雨の日に、医者へ行くときなどは特に便利ですね。また買い物で重たい荷物になった場合も460円なら使おうと
いう気にもなりますね

例えば東京スカイツリーから浅草の雷門だと1キロ程度、新宿駅西口から都庁までだと
700メートル程ですから、買い物して駅までだったら十分な距離かもしれません。


また、バスの乗り降りというのも、高齢者にとっては結構大変ですから、タクシーは安全安心な移動手段ですね。
チョッとのお出かけの際の利用価値が高まります。


ただし
2キロを超えた場合の料金体制が詳しく示されていない
ので、遠くの病院等へ行くのに使用していたタクシー
料金が、返って高額になるのではとの不安の声もあるようです。

タクシーの料金体制とは

タクシーの基本的な料金は「初乗り運賃」「加算運賃」「時間距離併用制運賃」が通常利用する際の料金となります。


①初乗運賃とは、乗車から取り決められた一定距離区間の料金のことです。

その決められた距離内に対しては1メートルでも区間ぎりぎりでも初乗り料金は同じ金額です。


②加算運賃とは、決められた距離を走行するごとに、一定額の料金を加算していく料金のことです。

現行だと、2キロを超えた場合は初乗り料金730円+2キロ以上に対する加算運賃となっています。


③時間距離併用制運賃とは、一定速度(時速10km)以下で走行中や、停車している間については、加算運賃以外に
時間を一定の計算よって料金が加算される料金システムです。


渋滞してる車の中で、メーターが「カチャ」っと上がった経験の方もあると思います。
渋滞が続くと高額な運賃に
驚くことになりますね。

 

タクシー運転手の苦悩

全ての人に良い事尽くめとはいえない点もあります。

あるタクシー運転手さんは「ワンメーターの客がいくら増えても、収入は増えない」との声もあります。


それに対しては国交省の担当者は「2km未満の乗客の単価は落ちてしまうが、その分短距離需要の増加で利益が上回るかどうか。実証実験で効果を試していく」としています。

そもそも、
この企画はタクシー業界の低迷からが発端
ようです。


減少した客の取り込みに「初乗りの距離を短くし、初乗り料金を引き下げる」という需要への期待があるようです。

まとめ

発端がどうあれ、高齢者にはありがたいことですね。

タクシー利用は、安全管理と便利だという点は確かなことです。

少しでも安価になれば、より行動しやすくなりますね。
実証実験ということですが、他県では実際に活躍しているところも
あるようです。

全国に広がるといいですね。