災害時に避難所での生活は「生きる」ということで精一杯の状態だと思います。

物の不足も「食べる物」が一番で、次が毛布などの生活用品となるでしょうね。


そうした中で口腔ケアはどうしても後回しになってしまいます。

でもこの口腔ケアを怠ると、高齢者にとって一番怖い「誤嚥性肺炎」の危険度がましてしまいます。

口腔ケアの目的とは?

口腔ケアは高齢者の命を繋ぐ 少しの水で守れる命とは?についてのイラスト

①誤嚥性肺炎の予防です。

誤嚥性肺炎とは、異物(食べ物・唾液など)が間違って気管に入り、肺の中で細菌が繁殖するのが原因です。

口内の細菌を減らす事は予防になるのです。



②乾燥を防ぐ

唾液は口の中を潤わせ清潔に保つ効果があります。
また、食べ物の消化を助ける働きもあります。
口腔ケアで唾液の分泌を促す効果があります。


③機能低下の予防


噛むという行為は脳への刺激になり、認知症の予防にも繋がります。
口腔ケアを怠ると口の中の健康が損なわれ
歯周病の原因にもなります。そして最悪の場合は歯が抜けたりして、食べる事そのものにも影響します。


口の中を清潔にすることで、誤嚥性肺炎の4割は防げる”とも言われます

災害時の口腔ケア

歯ブラシが無いときには、少しの水(お茶)でもいいですから、しっかりうがいをしてください。

また、ハンカチや濡れティッシュを指に巻いて口内の汚れを取るという方法も効果があります。



水が足りないときには、コップなどに少しの水を入れ、歯ブラシで磨きます。

汚れた歯ブラシはティシュでふき、繰り返します。最後に残った水を数回に分けてすすぎます。



口腔ケアを行う事で、唾液の分泌が促されます。
唾液には口内を潤わせると


義歯の方の場合はより細菌が付着しやすいので、寝る前には外し清潔にしてください。

まとめ

避難所生活などの場合、貴重な水の使い方には気を使ってしまいます。
ましてや高齢者にとっては遠慮する
気持ちが先立ちます。
そんな時でもちょっとした工夫で乗り切れる事があります。


また、工夫しようと考えることで違うアイデアが浮かぶこともあります。