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コニカミノルタが介護施設向けに「ケアサポートソリューション」を発表

コニカミノルタが介護施設向けに「ケアサポートソリューション」を発表についてのイラスト

最終更新日2016年01月20日09:51

介護の仕事はきついというイメージがあります。そして、実際そのとおりというところもあるのですが、その理由の一つに「夜勤」があります。
利用されているのが高齢者の方ということを考えると、「なにかあったら、命にかかわる」というプレッシャーは、常に感じていなければなりません。

転倒や、ベッドからの転落、体調の急変、突然の熱発などはいつ起こってもおかしくないことなのです。また認知症方だと、夜間の徘徊、昼夜逆転などもあり、危険な行動につながらないよう注意が必要となります。
夜間帯は人員も少ないため、常時の見守りをすることは難しく、介護スタッフは夜勤で少なからずストレスを抱えることになります。

「見守りシステム」の開発進む

コニカミノルタが介護施設向けに「ケアサポートソリューション」を発表についてのイラスト

介護施設向けのシステム開発が進んでいます。
コニカミノルタが介護施設向けに「ケアサポートソリューション」を発表しました。天井設置型のセンサーによる見守りシステムで、入居者の状態、行動を検知し、要対応の際は介護スタッフの持つ端末に知らせるというものです。
この「ケアサーポートソリューション」は2種類のセンサーを使用しています。ひとつは近赤外線を利用した「動体検知センサー」。起き上がり、臥床、離床、転倒など、利用者の動きを検知します。もうひとつはマイクロ波を利用した「微体動検知センサー」で、呼吸の有無、心拍数などを感知、確認できます。また部屋の様子をカメラで確認することもでき、コール発生時に入居者の様子を確認することで、緊急性の高いほうを優先するという判断も可能となります。

システム導入でどうなるの?

従来のナースコールシステムでは、緊急性の有無がわからないまま、その都度スタッフが駆けつけたり、複数のスタッフが対応済みかどうかがわからず駆けつけてしまうということが起こっています。また既存のセンサーマットを使用することで離床を検知していたところ、マットをまたいでしまって検知できず、入居者の離床をスタッフが気がつかないことも。
「ケアサポートソリューション」はそれらの事態を防ぐことができそうです。
また夜間はスタッフの人員が少ない状況もあり、その際の業務軽減につなげることも可能です。
さらにケア記録の入力、共有の機能のを付加することにより、リアルタイムの共有が可能となります。連絡ミスの防止や記録の転記ミスもなくなりそうです。
現場での実務、書類作成などのデスクワークの両面において、介護業務の効率化が可能となります。

転倒リスクを回避するために

ある統計では、転倒頻度は在宅よりも介護施設のほうが多いという結果がでています。またある老人ホームの転倒についての調査では、7割が居室での転倒であり、その85%が介助外でした。転倒場所の多くが自室トイレという結果もあります。高齢者施設での転倒、急変が全く無くなるということはないと思いますが、最新技術を活用することによって、そのリスクは減っていくのではないでしょうか。

参考元:日本経済新聞

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