江東区南砂で「子ども食堂」がオープンすることになりました。

地域の寄付で運営しているこの食堂。地域のみなさんの気持ちがこもっています。



幼児から高校生(無料)、65歳以上(300円)、大人(500円)で予約なしで食事ができます。



「こども向けの食堂」だなんて、なんだかイメージできないすよね。

そこには、子どもたちを取り巻くさまざまな環境が理由となっていました。

何故「孤食」の子供が増えたのでしょうか

子ども食堂オープン! ひとりで食事するこどもたちのためにについてのイラスト

そもそも食事とは空腹を満たし栄養を摂取するものですが、それだけでいいんでしょうか?

家族のコミュニケーションの中から
社会のつながりを学び、生きることの大切さを学べる最初で最小で、そして大きな役割を担っていたはずです。


3世帯や2世帯家族が普通だった昔は、子供の孤食などは聞いた事もなかったと思います。

その後、核家族化が進み
さらに女性の社会進出が増え
母親が仕事に出るようになると、子供だけでの食事スタイルも増加しました。

中にはコンビニ弁当やカップラーメンというケースもあるようです。

「食」のあり方について

“孤食とは一人で食事を取ることである。特に食事の際に孤独を感じてしまう『寂しい食事』のことである”と記述があります。食事とは時代や社会を写し出す「鏡」ではないでしょうか。

戦前戦後の食料難の時代には「空腹を満たす」ことがとても重要な事でした。
そして「豊食」の時代と言われる現代は、新たな問題が生まれているのです。

今回の「こしょく」という言葉にもいろいろありました。
「孤食」家族がいないので1人だけで食べることです。
食事の際に注意される事もないため好き嫌いなどが正されず、話しをするなどのコミュニケーションも無いため、
社会性・協調性の育たないこともあります。


「個食」家族が自分の好きなものを食べることです。

好きな物だけでは栄養が偏り、ますます好き嫌いを増長することになります。
みんなと一緒に行動するという
協調性が養われないため、わがままな性格になる
ことも考えられます。


他にも「固食」「粉食」「濃食」など栄養の偏った食事では、成長期の子供達にとり良いことではありません。
また塩分糖分などの多量摂取から味覚の成長の妨げになるばかりか、現代病の予備軍となる危険もあります。



たしかに「孤食」がもたらす影響は、決して成長期の子供にとって適切な環境とはいえません。

しかし各家庭の事情もあり、また経済状態も大きく関係していますので、一概に「やめなさい!」の一言では
済ませられない側面もあります。

この「孤食」問題はこどもだけ?

いえ、独居高齢者にもこの「孤食」は大きな問題となっています。

この孤食が、“うつ傾向になる確率を5倍に上げる”といわれているそうです。
人だけの食事はつい「面倒」とご飯と汁物、惣菜で済ませてしまいがちです。

栄養面でもよくありませんね。



「子どもと一緒にいると高齢者は生き生きすると感じて、地域のコミュニケーションの場という側面もあるこども食堂の企画をした」とは開催者の方からのご意見でした。

まとめ

さまざまな状況で、子供がひとりで食事をするという状況がやむを得ず起こってしまう家庭に家族いっしょに食べる楽しい時間を出来る限り多く作ってあげたいものですね。
子供は地域の宝です。未来の夢です。

地域と共に育んで生きたいですね。