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高齢者の火災事故を防ごう!IHクッキングヒーターやSiセンサーコンロ

高齢者の火災事故を防ごう!IHクッキングヒーターやSiセンサーコンロについてのイラスト

最終更新日2015年11月21日10:07

65歳以上の高齢者の事故発生場所の中で、群を抜いて件数が多いのが自宅内での事故だということをご存知でしょうか。2010年から2012年にかけて国民生活センターが医療機関から収集したデータによると、続く2位の民間施設8.2%、3位の一般道路6.9%から大差をつけて8割近くが住宅で発生しています。
自宅内でも、滞在時間の一番長い居室が一番多いのですが、次いで階段、台所…となっています。今回はその3番目に多い台所の事故に着目してみようと思います。

高齢者とガスコンロ

高齢者の火災事故を防ごう!IHクッキングヒーターやSiセンサーコンロについてのイラスト
高齢者に多い消費生活関連の製品事故の2位となっている「ガスコンロ」。ガスコンロで調理中に衣服に燃え移る、油を熱したままその場を離れ、鍋の油から出火、火の消し忘れ、ガス栓半開によるガス漏れ等様々な事故を引き起こしています。高齢者は大きな病気等がなくても加齢に伴い、歩行能力や、聴力、視力が低下していきます。特に老人性白内障を患っている高齢者の場合、目のレンズが白く濁り、目の内部に黄色い色素が溜まります。その為、ガスコンロの炎の色の判断がつきにくくなり結果着衣着火などを引きおこす恐れがあります。若い人ならば多少服に燃え移っても反射的に火を消そうと対応し大事に至らない事も、高齢者だった場合反射的に体を瞬時に動かすことは困難であるため住宅火災にまで発展しかねません。

高齢者火災事故を減らすために

高齢者の住宅の多くはガスコンロを使用しています。直接火を扱うことで、火災となる確率はあがってしまいます。そこで再度注目されているのはIHクッキングヒーターです。IHクッキングヒーターの利点はなんといっても火を使わない事です。そのため、消し忘れや元栓の閉め忘れ、着衣着火事故等を無くせます。そして、IHクッキングヒーターは鍋底だけを熱する構造になっているので、火傷事故などの確立もかなり軽減されるのではないでしょうか。また火を使わないということは二酸化炭素や水蒸気等が発生することもなく空気を汚しません。しかし導入費用がすこしかかるのがネックとなるかもしれません。

IH導入が難しくてもSiセンサーコンロ

まずはやはり、ガスコンロ回りの整理整頓でしょう。ガスコンロ回りに油や調味料が並んでいるご家庭は多いのではないでしょうか?大変危険です。そこに火が燃え移ったらたちまち火災となってしまいます。「掃除しなくても死なないから!」とおっしゃる方もいますが、ガスコンロにおいてはとても危険です。放置された油汚れが加熱されて出火することもあるのです。高齢者はものを大切にする人が多く、いろいろなものを溜め込む癖がありますが、ガスコンロ周りに油や調味料、キッチンペーパーなどがおいてあるご家庭は即改善をオススメします。

他には、天ぷら油の過熱による火災事故を防ぐために平成20年10月以降に販売されているガスコンロには、安全装置が付いたガスコンロ(Siセンサーコンロ)となっています。IH導入が難しい方で、古いガスコンロを使っている方はぜひ安全装置付きのガスコンロへの買い替えを推奨いたします。

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