時代の象徴といっても過言ではない「下流老人

みなさんは「下流老人」って耳にしたことありませんか?【コラム】についてのイラスト



2015年 流行語大賞候補にノミネートされた


「下流老人」



この造語は藤田孝典氏が作られたものです。




「下流老人」とは・・・・

「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」

を意味する、まさに現代らしい言葉です。



では、どうしてそうなったのかですね。



・高額な医療費の支払い          

・子どもが低所得や引きこもりで親に依存する

・独居老人状態での認知症の発症      


などですが、他にも様々な要因があると思います。





元々はそうではなかった人が、困窮を極めているのです。




「ねぁ~、おかあさん、下流老人 って聞いた事ある?」  


「なぁ~に、その下流って?」              


「あのね、生活がやっていかれない高齢者のことなんだって」


「その人たちがどうしたの?」              


「去年の流行語大賞にノミネートされたそうよ。この言葉が」


「ふぅ~ん」                      



絹さやのスジ取りをしながらの会話です。

我ながら私の両親は平和だなぁ~と思ったんですが…




受給すべき人が受給できない現代・・・



「ご近所にもいるんだよな。本当に困って生活保護を申請しても受けられない人が」


と急に父が話しに加わってきました。



「だれ?どうして?」             


「ほら、100mぐらい先に古い家があるだろ」   


「だから、どうして生活保護が認められないの?」


「きっと、あそこが持ち家だからじゃないのかな」


「持ち家があるとダメなの?」         


「らしいな…」               





まって!それは誤解です!


不動産については、必ずしも処分しなければダメというわけではありません。


自分が住んでる家や土地は認められています。



また貯金に関しても、ゼロじゃなければいけないわけではなく

数万円程度は認められます。(地域ごとに違いがあります)


ただし、身内からの支援が受けられる状態の人は生活保護をは受給できません。


(以前お笑いタレントでニュースにもなりましたね。)




「できません」と答える勇気




生活保護の申請をすると、身内の人には「扶養照会」という書類がいきます。


「○○さんが生活保護を申請しました。援助できませんか」という内容の書類です。


「援助できますか?」と聞いてるだけですから「できません」と書けばいいのです。



福祉事務所では「援助しなさい」などという強制ではありません。


ここで、世間体から援助をするというと

生活保護は援助金額分を減額されますから、出来ない場合は断ってもいいのです。



いくら収入があっても、病気の家族や子供の養育費がかかる場合がありますね。



無理をしないことが必要ですよ。




さて、問題はここからです!



条件を満たしていても門前払いということが良く聞かれます。


その場合は「法律の専門家」(弁護士など)に相談してください。


弁護士と一緒に申請に行ったら、ガラっと対応が変わって

OKがでた!というケースはがあるようです。







  
現在、生活保護受給者と聞くと、不正受給のことが頭をよぎる人は多いと思います。


完全なる偏見ではあると思うのですが

それだけ不正受給の報道はよく耳にしているということですよね。




でも、そんな人達のせいで本当に必要な方が

門前祓いを受けたり、なかなか受給できないなんて


世の中、間違ってると思うんです・・・・。


なんとかならないのでしょうか・・・。










                     akikoのコラム



2016年6月29日 15:00