紙芝居、保育園や小学校の頃に読んでもらった記憶ありませんか?


親世代やそのまた上の世代にとってはとてもなじみの深いものではないでしょうか。




そんな紙芝居を使って認知症の方のケアをする方法として、取り組みが始まりました。





認知症の方でも若い頃の記憶というのは残っていることが多いのです。


そのため、紙芝居を見ることで昔の楽しかった記憶を思い出すことで日常生活に意欲を持てるようになると言われています。

認知症とは

認知症ケアの方法!?紙芝居で楽しく昔の記憶を思い出しましょう!!についてのイラスト
認知症の方は何もわからないと思われがちですが、昔の記憶を覚えていることが多く、若かりし頃の思い出をスラスラとお話してくれます。


そのため、普段の生活で「ご飯を食べていない」などの記憶障害があっても何かをきっかけにして昔のことを話してくれるのです。

また、自分自身が認知症の進行に従って今までできていたことができなくなる、周りのことが分からなくなる、記憶がなくなるなどの症状に悩み、苦しみます。

また自分自身に自信がなくなり、さらに生きる意欲をなくしてしまいます。そして徐々に身体的・精神的な機能が低下し、最終的には寝たきりになってしまうのです。
そのような認知症に対して昔のことを思い出す回想療法という方法があります。


この療法は昔の楽しい記憶を引き出すように支援し、その思い出を共有することで精神的に安定させる療法です。




この療法を行うことで認知症の進行を遅らせることができるという効果もあります。紙芝居もこの回想療法の一種になると言えます。

紙芝居がもたらす認知症ケアの効果

紙芝居は昔からある楽しみです。


紙芝居屋さんが自転車の後ろに紙芝居の道具を積んできて観覧料として駄菓子を売るといった光景がありました。子供たちがこぞって見に行っていたようです。




今のようにゲームがない時代の子供にとっての楽しみだった紙芝居。この楽しい昔の記憶を引き出し、認知症の方の生活に意欲を持てるようにしていくことができるのです。

まとめ

ただ紙芝居を読むだけでは何の効果も期待できません。やはり紙芝居の世界に入り込み、役になり切って読むことや始まりと終わりに鳴らす拍子木などで昔の記憶を再現させることが大切ですね。




紙芝居のストーリーをきっかけに認知症の人が周りの人と昔話に花が咲くこともあり、認知症ケアにとって良い効果をもたらすものであると言えます。




また、高額な物品を使うことがないためハード面でもメリットがあり取り入れやすいものであるのではないでしょうか。