介護食品市場規模が期待されている現在、JAS規格制定へと議論が進められています。介護食品の市場規模は、食品産業の裾野拡大を見据え、今後も拡大、そして普及してくことが予想されているのです。

介護食品とは

介護食品の市場規模にも期待!JAS規格で更なる普及についてのイラスト
噛む砕く・飲み込むといった食べる行為に対して困難が見受けられる高齢者が食べやすく加工された食品のことです。


厚生労働省により許可された特別用途食品で、主に嚥下がしやすいというのが特徴だといえます。


現在ではレトルトや冷凍食品、あるいはお湯を加えるだけといったものが代表的だと言えるでしょう。


このような介護食品は、現在の食品産業の拡大、普及させていくのではないかという期待を持たれており、その市場規模は今後もますます拡大していくと予想されています。
それを受け、

農林水産省では介護食品をJAS規格に制定するように議論が行われました。

それにあたって既存の民間規格を基盤とした基準概要が提示され、その項目としては弱い力で噛める、歯茎で潰せるなどといった固さを4段階に区分化し、またその他にも基準が用いられました。
 

介護食品は差別化して規格を

上記にもあります、歯茎で潰せるという項目は歯がある方からすると固さがわかりづらい表現だといえるでしょう。
一方で確かに柔らかさを連想させる言葉でもありますから、食品の内容によっては離乳食と混同してしまうかもしれません。

また弱い力で噛める、つまりほとんど噛む必要がないということは高齢者の噛む意欲を衰えさせてしまう恐れがあります。


このように介護食品は今までの既存規格と差別化して制定するべきだというように議論されています。

まとめ

JAS規格に認められているということは、その品質や成分に安心が持てるということになります。

少しのきっかけで体調を崩してしまいがちな高齢者にとって、日常的に起こりうる不安というものは少しでも減らしておきたいものです。


そういった意味でも介護食品がJAS規格に制定されているということは非常に安心が持てます。

今後市場規模が拡大し、介護食品が普及していくとしても本当に品質がいいものが普及していくべきだと言えるでしょう。


いかにJAS規格が安心できるものであるとはいっても、曖昧な基準ではなくきちんとした安全性と利用者の理解しやすい表示というのはとても重要なことです。



ただ成分や栄養のことばかりではなく、楽しい食事や見た目にも美味しい食事が高齢者の楽しみや生きる気力につながるということも覚えておきたいところですね。



2016年7月2日 19:00